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2008年11月20日木曜日

iPhone の講義@スタンフォード大学の教材が公開されました

赤松正行さんの2061:Maxオデッセイというブログにスタンフォード大学のiPhoneアプリ開発講座が公開されているという記事がありました。さっそくスタンフォード大学のサイトをのぞいてみました。

CS193P iPhone Application Programming | Stanford Univ.
http://www.stanford.edu/class/cs193p/cgi-bin/index.php

さすがスタンフォード大というべきか、はたまた Apple の御膝元の地の利というべきか、この秋開講の講座なのに、素晴らしいボリュームです。英語が苦手でも iPhone アプリを勉強しようと思うのであれば、辞書首っ引きでも、Google Translate にお世話になってでも読む価値はありそうです。

それにしても赤松さんもブログで述べていらっしゃいますが、NDA の条件緩和によって、こうした教材が表に出てくるのはとてもありがたいことです。そして、NDA の縛りが厳しかった当初から「戦いを挑んだ」スタンフォード大学のスタッフにも敬意を表します。

(曰く、"Basically, it's like Fight Club." だそうです)

当然のことながら、スタンフォード大学なら Apple に卒業生がわんさかいるでしょうし、Apple としても無視できない存在ではあると思います。しかし、おそらくファカルティ・スタッフの準備は SDK がベータバージョンの頃から行われていたでしょうから、Apple との交渉や、不完全な環境下での教材用のプログラムソースとカリキュラムの開発は大変な労力と苦労であったことは想像に難くありません。

噂のアプライアンスの SDK をすぐに教えることができるフットワークの軽さは日本の大学も見習うべきでしょう。こんなうれしい教材があったら、日本の情報工学科ももっと活気づくのになあと思ってしまいます。(少なくとも私みたいなミーハーな人間だったらすごく嬉しいはず)

せっかく公開してくれたものを活用しない手はありません。私もこれで基本に立ち返って、OOPのデザインを勉強したいと思います。

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