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2008年5月25日日曜日

英語力を上げるには、まず語彙力!

自分でも「学生じゃないんだから気楽にやればいいんだ!」と思いつつも、必要にせまられ英語に苦悩する日々が続いています。

私のTOEICのスコアからいくと、だいたい中級程度の実力があると分類されているのですが、サクサクと英文の論文を読むスピードにはほど遠いことを嫌と言うほど実感しています。英語が目的ではなく、英語やドイツ語やフランス語の文献を読み書きして、その先のことをするのが目標です。まずは英語力をなんとかして大学院留学レベルまで上げないといけないなと。

というわけで、TOEIC 900点を突破するには「リーディングの壁」を超える必要があります。「リーディングの壁」については英語トレーニングのICCのQA情報が参考になります。TOEICの点数的に言っても、ちょうどこの辺でうろうろしているわけですね。リスニングは一応TOEICでの目標点を突破したことがあるので(鍛える必要はありますが)、さらにスコアを上げようとしたら、もっと文章をぱっと見て分かるようにしないといけないわけです。

では、まず私はなにを解決すればいいのか?

ここのところ問題点を解決するために、いろんな本を読みました。そしてだんだん自分の弱点が分かりました。結局、問題だったのは、文法力でも速読の力でもなく、

「単語力」(たんごりょく;某有名なサイトの名前「タンゴリキ」ではありませんよ)
あるいは「語彙力」

が、極端に弱いことだったのです。

よく考えてみれば、句動詞もよく分かってないし、単純な組み合わせの言葉も苦手。come up with なんていうノンネイティブにはなんの脈絡もないような意味を持っている言葉が特に覚えてられないというか…
(ちなみに、「[アイディアなどを]思いつく」という意味だそうです(from 英辞郎)。言われてみれば「キターーーーーー!」っていうのと一緒でしょうか。)

たしかに、この前 Lessig 教授の CODE を読んでいてもそうでしたが、知っている単語の所はがんがん読み飛ばしても平気だったのに、分からない単語の所は頭がぼーっとして良く意味を把握できていませんでした。やはりよって立つべきは Vocabulary か〜と反省した次第です。

TOEFL, TOEIC 用のボキャブラリーを増やすことも重要ですが、ネイティブの人が読んでる本も読んでみようと「Word Power Made Easy」という本を手に入れて読んでいます。これには語彙力テストがついているのですが、当然のことながら惨憺たる結果でした…でも少しは知ってる単語があったので、よかったかなあ。この本、見たこともないような単語が結構あったので、そういうものに興味がある人にはお勧めです!(上級者には当たり前かもしれませんが…)

わかった単語は以前本や新聞を読んでいて分からなくて調べた単語だったりするので、日々新聞なりなんなりを読み続けていないとかなり難しそうです。新聞は何度も挫折しているので、英字新聞のサイトを見に行くのが現実的かもしれません。そのときはちゃんとプリントアウトして読んだ方がよさそうです。サイトにはオンラインで落書きできないですから。EVERNOTEみたいなソフトを使えばできるかな?でも記憶に定着させるには手書きの方がよさそう…

あとはノートテイキング&リプロダクション(!)という方法が有効だそうで、これは是非簡単な英語から試してみたいと思います。いきなり「ビジネス英語」クラスの長い文章を聞くとへこみそうなので… (^o^;

あちこちのサイトで拾ってきたテキストは当然のことながら音声データはついていないので、その点、リスニングのネックにはなりそうですが… Mac に読み上げさせてみると多少はリスニングの役には立ちそうかな(w


2 件のコメント:

のぶ さんのコメント...

"come up with"は口語なんだろうなぁ。少なくともぼくは耳で知ったidiomです。今はブログなんかでいくらでも「文字になった口語」を読む機会がありますけどね。「重要な単語」が理解できれば、少々前後がいい加減でも読めちゃう、ってことはあるかもしれません。翻訳はそれじゃ困るけど辞書引けますからね。

Sio さんのコメント...

>のぶさん
文字になった口語…そのとおりですね。Twitter あたりは、その最たるものかも。

もともとは、教科書には出ていないような言葉なんでしょうか。もっとも、口語文が問題になるような英語の勉強をしていないのですが(笑)

#N●VAでは'70sの古いテキストだったし(w

"come up with" は英辞郎では「句動詞」として載っていました。句動詞っていう文法の概念自体、学校のときにはあまり習わなかったような。全部 idiom とか「熟語」で通してましたし。

翻訳は難しいです。自分で英文をよんで理解はできるかもしれないけど、それを意味のとおる日本語にするのが難しい…翻訳対象の分野の話が分かってないと、用語の選択も難しいですね。

入院してたときに読んだ CODE は、法律の話とインターネットの話が混在していて、法律の部分は辞書を引かずに読んでるとよく分かりませんでした (^^;
後で単語集を見てると、burden とか、結構でてくる言葉なんだなあと…「荷物」なのか「負担」なのか、よく分からなかったりとか。知らない単語が多いです(苦笑)