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2008年4月23日水曜日

レシートの処理をパソコンで行いたい!じゃあどうする?

レシートの処理、カナーリめんどうです。会計処理や家計簿をつける障壁の一番の原因はパソコンに入力する手間がかかるということじゃないか、それさえ少なくなれば家計簿をつけたい人は多いとさえ私は考えているのですが。

で、Windows用にはこんなサービスが試験的に行われています。毎回抽選になってあぶれる人が居るほどの人気らしいです。

家計簿応援くらぶ | kurasse
http://kurasse.jp/kakei/

申し込んで補欠で当選したので、早速使ってみました(正確には家人が)。大勢で使っていて、CDDBのようにレシートごとの店舗データを共有できるようになっている(キーはレシート記載の電話番号らしい)ためか、入力が非常に楽です。ほとんど修正しなくて良さそうです。

ただ、POSのメーカによって認識率に差があるようです。家での比較実験(w)によれば、TECなどのレジで発行されるレシートはよさそうなんですが、字が非常に小さいIBMのレジはどうも誤認識が多いみたいです。そもそも小さい字は目の悪い人には優しくないし、機械にもよくないです。(前のシステムの方が良かったです。なんとかしてください>某Wallmartに買収されたスーパー)

ただし、「家計簿応援くらぶ」は Windows 限定なので、Mac 使いには(VM 入れてない限り)ちょっと無理です。いいソフトとスキャナ、無いかな〜と思っていたところ、こんなのを Marlin Mann の "43 Folders" で見つけました。

NEAT Receipts for Mac | NeatReceipts
http://www.neatreceipts.com/products/neat-receipts-for-mac/

残念ながら英語版しかないようですが、もしかするとせっせと OCR エンジンを教育すれば日本語にも使えるかも…と淡い期待を抱いてしまいました。まあ英語だけでも結構使い道はありそうなので、欲しい物リストに載せておこうと思います。

日本語の OCR エンジンはパナソニック製のものが優秀だそうですが、Mac 用は Canon 製のものかリコー製のものに搭載されている「読取革命Lite」しか無いようです。この Mac 用の OCR エンジンを Mac 用のソフトを開発している会社が提供してもらえれば、いい物が作れるとおもうんだけどなぁ〜ライセンス料高そうだけど。

NEATReceipts が日本語版を開発してくれればいいのに〜とか思ってしまいました。まあ、でも私の考える究極の家計簿入力は、iPhoneのカメラで POS に使うバーコード(2次元コード含む)を処理して POS データに素人でもアクセスできるようにして、それを iTunes かなにかの Sync サービスで自動的に MacOS 上のデータと同期させる事だと私は考えているのですが、バーコードデータをどこから持ってくるかが大変かも…

個人でシステム開発やるとしたら、携帯電話のバーコードリーダでせっせとデータを蓄積するしかなさそう。あるいはデータをどこかで買ってこないといけません。DB も構築しなきゃいけない。考えてみれば、それって POS を素人向けに作るのとほぼ同じですね。そりゃ大変なわけです。そういう意味で「家計応援くらぶ」みたいなアプローチは現実解かなと思いました。

2008年4月22日火曜日

今後の予定

以前お知らせした通り、24日から暫く入院します。今日入院前の検査と手術の説明をうけてきました。病室にはパソコンを持って行けるそうなので、動けるようなら更新するかもです。あとは気力の問題ですね。

最近の病院はスパルタで、手術が終わったら即動け動けだそうです。じっとしてると関節が固まってしまったりして良くないからだそうですが、しかし、せわしない話ではあります。

日本語の本はすぐに読み終わっちゃうので、睡眠薬代わりに SICP と GTD の本を持って行こうかなと思ってます。SICP は枕になって読まないという話も(笑)病室で読む本でお薦めがあればコメントで教えてください。よろしくお願いします。

2008年4月21日月曜日

軍隊経験とマネジメント

Joel Spolsky氏が、彼の軍隊経験から面白いマネジメント論を展開しています。

Fire and Motion | Inc.com
http://www.inc.com/magazine/20080401/how-hard-could-it-be-fire-and-motion.html

Fire and Motion というのは、発砲しつつ移動するという話で、攻撃するときの基本だそうです。銃は常に発砲していれば相手は物陰に隠れて打つ事ができないため、続く限り打ちまくるんだそうで、打ちまくりつつ移動すれば敵により接近できるということで有利になるそうな。
(通常なら当然背後にサポートは入ると思いますが)

そのJoel Spolsky氏の経験をもとに、IT業界でもこむずかしいことはいわず Fire & Motion でマネージする…というお話なので、詳しくは本文を参照いただきたいのですが、同じような事をどこかで聞いたな〜と思った訳です。そーいえば、Joel氏と同じく軍隊経験者がいたなーと…その人も Move forward! とか言って、とにかく前進あるのみ!みたいな感じでした。

アメリカには軍隊経験者は一大政治勢力だし、韓国やドイツなどは徴兵制があるし、この考え方は案外ポピュラーなものかもしれません。金持ち父さんで有名なロバート・キヨサキ氏も軍に居た事があるようですね。IBMのトーマス・J.ワトソン Jr.もそうだし…

軟弱で打たれ弱い人間からすると「こわーい」という感想しか持てませんが、リスクをとって機関銃をぶっぱなしながら前進するという考え方が結構受け入れられやすい世界の方が多いということは、これからの世の中、頭の片隅においておいた方が良いかもしれません。

Really Achieving Your Chidhood Dreams --- Dr.Randy Pausch の最終講義

巷で必見と評判になっているパウシュ教授の最終講義のDVDをゲットしました。膵臓がんのため闘病中のパウシュ教授ですが、その話ではなく、子供時代の夢を実現するためにどうするかということについて語っています。ビデオ自体は YouTube にもあるし、Google Video にもあるのですが、せっかくなので取り寄せてみました(^^;

Randy Pausch's Web Site
http://download.srv.cs.cmu.edu/~pausch/

日本語での概要はこちらにあります。

ランディ・パウシュ教授の最終講義 |たつをのChangeLog
http://chalow.net/2008-04-01-1.html

CMU のサイトにDVDを送ってくれるとあったので頼んでみたら、2週間ほどで届きました。興味のある人は次のURIからたぐってみてください。

UNIVERSITY LECTURE SERIES: JOURNEYS | > Randy Pausch
http://www.cmu.edu/uls/journeys/randy-pausch/index.html

2008年4月18日金曜日

テルミンの作り方

もう一つMake:ネタを。謎の楽器(?)テルミンの作り方へのリンクです。週末の電子工作に最適(?)かも。

How To - 'Theremin' on the cheap | Make:
http://blog.makezine.com/archive/2008/04/how_to_theremin_on_the_ch.html?CMP=OTC-0D6B48984890

HOW TO - Make a Theremin | Make:
http://blog.makezine.com/archive/2006/08/how_to_make_a_theremin.html

ちなみに、日本でテルミンといえば、このかたが有名ですね。

竹内正実 Theremin Player Masami TAKEUCHI official web site
http://www.mandarinelectron.com/theremin/

私はマトリョミンが欲しいです(^^;

O'Reilly から Mac の Hack 本がでました



オライリーから Apple 製品の Hack 本「Big Book of Apple Hacks (In a Nutshell (O'Reilly))」が発売されました。マカーとしてはこれは見逃せません!ハードウェアの話から MacOS X, iPhone まで100の新しいHackが紹介されているそうです。Windowsからのスイッチ組にも嬉しいHackがあるそうです。詳しい内容はオライリーの本家でもどうぞ。

Big Book of Apple Hacks | O'Reilly Media, Inc.
http://www.oreilly.com/catalog/9780596529826/index.html

私が注目したいのは、この本が「Make:」シリーズの本であるということ。つまり、ハードウェア寄りの情報がより多く載せられているのではないかということです。実はMacのハード寄りのHack本ってあまりなかったように思います。どの位の情報が載っているのか、ちょっと楽しみ。

最近のオライリーの本はますます好調ですね。ファンとしては買いたい本全部を購入するお金が捻出できない事だけが残念です(^^; この本は是非日本語版も出して欲しいです。期待してますよ〜>オライリージャパン様

2008年4月17日木曜日

[本]数学が自分のなかにあるから…「数学でつまづくのはなぜか」小島寛之

読みたいと思っていた数学でつまずくのはなぜか (講談社現代新書 (1925))をやっと購入しました。即読了。面白かった!



一部数式がでてくるけれど、そこを飛ばして読んでも大丈夫だと思います。学校数学で「落ちこぼれる」原因となるものがわかる一冊です。私はこれを読んで、なんで自分の数学の成績が良くなかったのかが、なんとなくわかった気がします。たとえば、こんな例を著者は紹介しています。

その子は、自分で一から考えないと気が済まない質で、授業のときものテストのときも、公式を使うのを拒否し、自分ですべてを導出しようとするのである。そのせいで、授業で教員の話を聞かず我流にこだわる反抗的なこどもと見なされてしまったのだ。
(p.30)

この例の人は数学オリンピックの予選も通るくらいの実力の持ち主だったそうです。もちろん私の場合、数学オリンピックに出られるような力は無かったし(それに日本が出場したのは私の学生時代より後)、なおかつ練習不足だった所為もあるけれど「経緯が似てるな〜」と思える所もありました。

私も公式を使ってあれこれ解くのは嫌いだったし(でも一切拒否するというものでもなかった)、なんでそうなるのかという公式ができる過程のほうに興味があったので、どーにも授業のスピードでは理解が追いつかなかった覚えがあります。今考えてみれば、ひたすら問題の解き方を覚えてしまったほうが楽だったにちがいないんだけど、それは今だから言える事で、当時は「そんなのは邪道だ!」ぐらいに思ってました(w

著者が本書でアメリカの経済学者の実証研究を引用した通り、私も学校教育での語学や数学の成績は、「創造性」「積極性」「独立心」とは負の相関を持つと直感的に思います。教えた通りにしない生徒、積極的すぎて教師に質問ばかりしている生徒、自分のやり方に固執して他のやり方を受け入れない生徒がいたら、その反対の性質を持つ生徒の方が成績は良さそうだな…と私の経験(教える側・教えられる側の両方)から思えるからです。

極端な事を言えば、これは数学だけの話ではなく、今の「ゆとり教育」に関する議論にも影響を及ぼすことだと考えています。本来、「ゆとり教育」の目標としていたことは、「総合的な学習の時間」の趣旨とねらいに代表されるような、生徒の「創造性」「積極性」「独立心」を育むことであったでしょう。しかし、この本の著者である小島氏の弁を借りれば、私は「学校教育」というものの性質と負の相関をもつものであり、そもそも従来の枠組みでは実現できない、かなり無理な教育手法であったのかも知れない、と思うのです。

私はどちらが正しいとか間違っているとか、そういう事がいいたいわけではありません。しかし、違った枠組みのものを導入するのであれば、それは慎重かつ丁寧な準備をした上で、予算を十分に撮った上で行わないと、効果のない「総合学習」の時間が増えてしまうだけだと思うのです。しかも、それを行うには、学校の先生方は忙しすぎると思いますし、かつ、現在多くの行政が行おうとしている事=教育予算の削減は、PISAの成績をみんなが気にするのであれば、それでは行く方向が違うと思わざるを得ません。

「創造性」「積極性」「独立心」を持つ事は、それはいいことだと私は思います。みんなそう考えたからこそ「ゆとり教育」を学習指導要領の柱としたのでしょう。ならばなぜ、その理想を追求しようとはしないのか。もちろん、社会に出てからの如才のなさ、うまいコミュニケーションの取り方も学校教育のなかで身につけられればいいでしょう。しかし、大変だし原因もわからないしお金もないから、やっぱり元に戻そう的な論調に傾きつつある「ゆとり教育」批判には、私は異を唱えたいのです。

数字を理解する術が自分の中にない生徒の苦悩は計り知れませんが、数字を理解できる能力を持った者でさえ、数字でつまづき、数学でつまづく。学ぶ能力もさることながら、学びを乞う者に惜しみなく知識を与える教師が十分に必要でしょう。今の教育をとりまく問題解決のために必要なのはその「ゆとり」なのではないか。水の中から「泳ぐ能力」を引き出す能力をもった教師が今こそ必要なのではないか。そんな事をこの本を読みながら考えたのでした。

Safari アップデータ公開: 3.1.1 になりました

ハッキングコンテストで暴露されたSafariの脆弱性を修正するアップデータが公開されました。早速インストールしてみました。この記事もSafariから書いていますが、今のところ問題無いようです。

Safariのアップデート公開、コンテストで発覚の脆弱性に対処|ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/17/news038.html

Safari 3.1.1
http://www.apple.com/support/downloads/safari311.html

2008年4月16日水曜日

攻殻機動隊がハリウッドで実写化、監督はスピルバーグ

うわー、なんで日本で作らないかな。日本映画界は猛省すべし!

「攻殻機動隊」ハリウッドで3-D実写映画化 スピルバーグの熱意でドリームワークスが実現|Variety Japan
http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d000000nr16.html

スピルバーグ、「攻殻機動隊」を3D実写映画化|Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080415-00000006-vari-ent

バトーはともかく、少佐が金髪とかだったらぜーーーったい文句言う!でもシャーリーズ・セロンとかになりそう…アンジェリーナ・ジョリーとかはトゥームレイダーの印象が強いのでやめて欲しい。せめて少佐だけでもアジア系の女優使って(;_;)

私の大好きな作品だけに「トランスフォーマー」みたいなのは許しまへんで!

ディスカヴァー社長室blogでの私のコメントが…

朝起きてたまったフィードをチェックしていたら、自分の書いたコメントが大々的に引用されていてびっくり!こんなに大量に引用されるとは思っても見なかったのでかなり驚きました。干場社長、ご紹介ありがとうございました!!!

Sioさんに聞く、物価が高いのにイギリス人が生活できるわけ ●干場 |ディスカヴァー社長室blog
http://d21.boxerblog.com/discover/2008/04/post-d8ce.html

オックスブリッジ、私も憧れます。オックスフォードもケンブリッジもいい所ですよね。オックスフォードの町並みをそぞろ歩いたり、ケム川の畔から眺めるケンブリッジ大学の青々としたキャンパスはまた格別です。ケンブリッジは EDSAC の故郷だし、オックスフォードは Turing が居た大学なので、機会があれば是非また行きたいです。

(とはいえ、そういう機会はなかなか無いですが…一度それぞれの大学の図書館に行ったきり。オックスフォードのガーゴイルにまたお目にかかりたい!)

2008年4月15日火曜日

Sony の CM で町中泡だらけ

Gigazine経由で見つけました。Sony UK のサイトでCM撮影のために町中泡だらけになった様子のムービーです。CGじゃない…ですよね?
レイアウトの都合ですこし右側が切れますが、ご容赦を…下にオリジナルのリンクを貼っておきますので、フルサイズで見たい方はそちらからどうぞ。



マイアミの町を泡の海に沈めたソニーのCM作成風景 | Gigazine
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080415_sony_miami_bubble/

Sony UK "Discover Foam City"
http://www.sony.co.uk/images

EVERNOTE 1.0.4 β が出ています


先日の記事でもご紹介した Web 上とローカルでメモれて Sync できる EVERNOTE ですが、1.0.4 beta が出ていますね。ローカルにインストール済みの方はチェックしてみてください。(Mac用、Windows用等、環境によって若干差があると思います。詳しくは EVERNOTE サポート を参照してください)

もし EVERNOTE を試してみたい方がいらっしゃいましたら、まだ招待状に余裕がありますのでご連絡ください。応募詳細は前回の記事をご参照ください。このBlogの感想などを書いてくださると嬉しいです。先着順ですのでお早めにどうぞ。

前回の記事はこちらから。

「EVERNOTE の招待状、あります」
http://sio-gadget-blog.blogspot.com/2008/04/evernote.html

2008年4月14日月曜日

JAXA の宇宙飛行士公募


JAXA は ISS の日本のモジュール「きぼう」のための宇宙飛行士を募集中ですね。
(写真は JAXA のサイトからの引用です)

国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士募集
http://iss.jaxa.jp/astro/select2008/

以前、いろいろ宇宙飛行士の選抜についていろいろ調べたことがあるのですが、相当大変みたいです。まず厳しい訓練に耐えられるような健康がなくてはいけないし、何よりチームワークとか高度な技術の訓練、それ以上に常に変わるスケジュールに対するストレス耐性、冷静な判断とoptimistが共存していなくてはいけないだろうし。最終選考に残るような人は本当に凄い人たちばかりの様です。採用になったあとは、ある意味、広告塔のような役割も果たすことを要求されるので、その辺の適応も見られるのでしょうね。

私のネットの知り合いも何人かマジで応募するようです。みんな頑張れ!

2008年4月11日金曜日

BURAN ライン河を行く

ドイツの友人がメールしてくれて知ったのですが、ロシアのスペースシャトル BURAN がライン下り(上り?)をしたようです。YouTubeを検索したらやはり撮った人がいたようだったので、貼っておきます。



展示用の偽物かとか思ったら、宇宙に行ってバイコヌールに着陸したことのある、ちゃんとした本物らしいです。ホームページの文面からすると二号機らしい。

Technik MUSEUM SPEYER
http://www.museumspeyer.de/
左サイドバーから Highlights im Museum -> Space Shuttle BURAN を選択

最初ドイツ語のメールで Raumfähre と書いてあったのですが、なんのことかさっぱり(^^; 良く考えてみたら「宇宙船」ってことですね。ドイツ語で宇宙が Raum っていうのをすっかり忘れてました。英語でも Space ですもんね。「部屋の乗り物って何だろう…」とか真剣に考え込んでしまいました(<ちょっと間抜け)

技術博物館SPEYER はマンハイム(ICEも止まる大きめの町)やホッケンハイムからも近いSPEYERというライン河沿いの町にあるらしく、船での輸送作戦となったようです。あんな大きな物が運べるライン河って結構凄いかも…よく下流の橋をくぐれたなと感心してしまいました。というより、変な河口堰とかがある日本では考えられない輸送方法です。橋桁の高ささえ許せば、結構いろんな物が運べそう。

ロッテルダムから海を渡って、ずーっとライン河を上ってきたんですね。川岸からこの光景を見た人はさぞびっくりしたことでしょう。今度ドイツに行く機会があったら是非見に行きたいです。ついでに BadenBaden にも寄りたいですね(近くだし、温泉三昧!)ハイデルベルク付近に行く人は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

2008年4月9日水曜日

科学の進歩と学習の方法

たとえば、フツーの高校を出て、電子回路を触った事が無いような人が工学部に進んだとして、そういう人向けに今のインテルのCore2Duoのアーキテクチャを一から教えるとかは、それまで勉強したことのない学生に対しては大変しんどいんじゃないか。新入生はもとより、3年次でも怪しいと思う。ましてや文系の学生に教えられない。

でもこれからは、小さい頃から、できれば小学校の高学年くらいから、情報系ならそこんところを少しでも教えておく必要が実はあるんじゃないかと思っている。コンピュータの基本的な構成は、小学校の高学年ならわかるだろう。論理回路だって、AND, OR, NOT くらいは2bitくらいなら行けると思う(ていうか、教えてる?)

もう文系理系でわけるのはナンセンスなんではないかと思うし、理系に進もうと思った時点でやるべき事が山の様になっていたのでは、大学では時間的に教えられないことが多くなりすぎる。結局まともに勉強しようとおもったら、少なくとも修士までは大学院に行くことになる。

インドとか中国では、それこそ信じられないくらい理数工系の勉強させる大学もあるらしいので、平気でそういうのをこなす能力がある人も居るらしいが、今の日本だと10年計画くらいで小学校高学年位からそういう人を育てるくらいの気概が大人に無いと、全然人材なんて育たないんじゃないだろうか。学校で無理矢理勉強させるんでなくても、ちゃんと技術の事がわかる人間を誰かが育てないと、本当にオフショア開発しかできなくなるんじゃないか。そのうち、教えられる人も自分の国には居なくなって、メーカの新人研修は「インドへ行ってください」とか言われかねない。

ということを、止めども無く考えていると、やっぱり、学習方法をもっと効率よくするべきなんじゃないかと思う。学ぶべき事柄は増える一方なのに、本質的な事はなにかとか、どう学んで行けばいいかとか、そういうメタな議論て、あまり表に出てこない。だから、勉強方法なんて個人差がありすぎて、それが成績の差になっているようにも思える。

塾に行けば勉強する時間が長くなるから、比例して成績ものびるだろうけど、そうじゃなくて、もっと外で一生懸命遊んでも、余裕で志望校に合格できるような賢い勉強法があるんじゃないか。今大人達が生産性を上げようと血眼になって体得しようとしている勉強法を、もっと子供達に還元するべきなんじゃないかと。

義務教育では、メタな部分をしっかり体得できるような仕組みにした方が、迷いがないんじゃないだろうか。あまりにも教科毎の細かいことを突っ込んで教えすぎるのは受験の悪弊だとおもう。かといって、プレッシャーの無い所に進歩も無いと言えるし、さじ加減はむずかしいんだろうけれども。義務教育で必要なことはすべてマスターできるように(高校じゃ遅い)、もっと教える内容の構成を考えるべきだとおもう。

科学が進んでも、学ぶ速度が遅いんじゃ、これからが心配かなと。