製作者である国立情報学研究所(NII)の橋爪様に許可をいただいて、当日撮影した写真を掲載させていただきます。橋爪様、本当にありがとうございます。
右の写真は 8bit加算器(高速桁上げ回路付)だそうです。今回の試作パラメトロン素子はLC共振回路のCを変化させる方式を採用したとのことです。(オリジナルはLを変化させる)
左図はパラメトロン回路に入力された種信号が回路を通った時の信号の様子だそうです。
このときはどこにプローブがあったのか、忘れてしまいました。すみません…たぶん真ん中は I拍目ではなく途中のフェーズだったと思います。
二つの基盤が見えますが、左側はPC-1シミュレータを搭載したSH2のボードで、右側はセントロニクス・インタフェースを実装したものだそうです。和田先生が作られた R0 (イニシャル・オーダ)はこちらのSH2の方に入っているそうです。
パラメトロン回路の基盤と「種」になる信号を発生させる基盤が接続されている所です。
かつては信号の増幅には真空管が使われたそうですが、計算素子には真空管は一切使われず、パラメトロンだけで構成されていたそうです。
今や懐かしいパラレル(セントロニクス)・インターフェースでモニタとしてデイジーホイールのヘッドがついた IBM の TTY に接続されています。TTY は e-Bay で見つけたものだとか。ドットインパクトのものより、印字が綺麗です。(そりゃそうだ)
この手のものを見たのは何年ぶりでしょう…キーボードの形が懐かしいです。
今回試作されたパラメトロン素子は、オリジナルと全く同じという訳ではありませんでしたが、現在手に入る材料でもちゃんとパラメトロン素子が製作できて、ちゃんと動く回路を製作できるということを実証してみせたということは、非常に意義深いことだと思います。
パラメトロン素子を作るのに、磁石に一つ一つ銅線を巻くのは大変だったと思います。どうもお疲れ様でした。また、楽しい機械を見せていただいて、本当にありがとうございました。
