タイトルは、パラメトロン計算機PC-1完成50周年記念の会合の際に配布された資料(pdf形式)にリンクされています。国立情報学研究所 (NII) の橋爪宏達様のご好意でリンクさせていただきました。橋爪様、リンクの許可をいただき、どうもありがとうございました。
現代の素子を使用したパラメトロンの再現
http://research.nii.ac.jp/~has/parametron.pdf
資料の内容は、今回パラメトロン素子を再現させた際の回路図や、オリジナルのパラメトロン素子の図、および再現したパラメトロンで製作した高速桁上げ回路付き8bit 加算器 (Full Adder) とその簡単な解説です。実装した基盤基板の写真もあります。
パラメトロンの面白い所は動作の原理的な面白さもありますが「人の手で作れる大きさ」にもあるように思います。ハンダ付けは技術がいる仕事なので素人には難しいかもしれませんが、コイルを巻く(しかも共振に影響しないように右巻きだったり左巻きだったりする。パラメトロンのオリジナルの回路図参照)作業は子供の頃にやったことがあるとおっしゃっていた先生もいらっしゃったくらいです。その辺に日本でパラメトロンが一時期流行った理由の一つが隠れているのかもしれません。
Apple, Macintosh, MacOS X, iPhone 関係を中心に日々の雑感を書き綴っております. Herzlich Wilkommen!
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2008年3月28日金曜日
2008年2月17日日曜日
パラメトロン計算機 PC-1 完成50年
パラメトロン計算機ができて50周年なんですね。パラメトロン計算機と言ってもわからない人は多いと思いますが、日本の黎明期の国産計算機です。パラメトロンとは故後藤英一先生が発明された素子で、これを計算機回路の素子として使って東大物理の高橋秀俊研究室で作られたのがパラメトロン計算機 PC-1 です。
次に挙げるリンクは PC-1 のイニシャル・インプット・ルーチン(またはイニシャル・オーダ)を作った和田英一先生のページです。参考文献へのリンクが豊富です。
パラメトロン計算機 PC-1
http://www.iijlab.net/~ew/pc1/
次のリンクは近日開催の記念行事のページです。PC-1 ゆかりの方々が講演されるようです。興味のある方は是非どうぞ。
パラメトロン計算機 PC-1 完成50年記念行事のご案内
http://www.iijlab.net/~ew/pc-1.50.html
PC-1 を作るときに参考にしたとされる EDSAC のイニシャル・オーダを読んだことがありますが、ものすごくトリッキーで、非常に感心しました。どうしたらこんなソフトがくめるのだろうかと…
私は決して数学の力があるわけでも、天才的なプログラマでも何でもありません。しかしながら、それ以来、自力で何かを最初から作れる技術力というのをちゃんと確保しておきたいと思うようになりました。
しかし、ハードの設計をして OS からツールまで全部作れる技術っていうのは、なかなか個人単位では難しいですね。だからそれを作る人は皆の尊敬を集めるんだなとつくづく思います。(この間テレビでやっていた技術オリンピックは凄かったなぁ…)
50周年記念行事には出席する予定ですが(だいぶ前に申し込みました)、体調が悪くならなければいいなと思う今日このごろでした。
次に挙げるリンクは PC-1 のイニシャル・インプット・ルーチン(またはイニシャル・オーダ)を作った和田英一先生のページです。参考文献へのリンクが豊富です。
パラメトロン計算機 PC-1
http://www.iijlab.net/~ew/pc1/
次のリンクは近日開催の記念行事のページです。PC-1 ゆかりの方々が講演されるようです。興味のある方は是非どうぞ。
パラメトロン計算機 PC-1 完成50年記念行事のご案内
http://www.iijlab.net/~ew/pc-1.50.html
PC-1 を作るときに参考にしたとされる EDSAC のイニシャル・オーダを読んだことがありますが、ものすごくトリッキーで、非常に感心しました。どうしたらこんなソフトがくめるのだろうかと…
私は決して数学の力があるわけでも、天才的なプログラマでも何でもありません。しかしながら、それ以来、自力で何かを最初から作れる技術力というのをちゃんと確保しておきたいと思うようになりました。
しかし、ハードの設計をして OS からツールまで全部作れる技術っていうのは、なかなか個人単位では難しいですね。だからそれを作る人は皆の尊敬を集めるんだなとつくづく思います。(この間テレビでやっていた技術オリンピックは凄かったなぁ…)
50周年記念行事には出席する予定ですが(だいぶ前に申し込みました)、体調が悪くならなければいいなと思う今日このごろでした。
2008年2月11日月曜日
[SICP] はてな支店へのエントリ(3)
はてな支店の「もう一度勉強し直すSICP」エントリを追加したのでリンクを張っておきます。
今日は原書の p.7 まで読み進めました。我ながら遅いですね (^^;
もう一度勉強し直すSICP (4)
1.1 The Elements of Programming
1.1.1 Expressions
今までの関連記事はこちらからどうぞ。
[SICP] SICP の勉強会を始めます
[SICP] はてな支店へのエントリを追加しました
[SICP] はてな支店へのエントリ(2)
Schemeに興味のある方は、今後ともよろしくお付き合いください (^^;
今日は原書の p.7 まで読み進めました。我ながら遅いですね (^^;
もう一度勉強し直すSICP (4)
1.1 The Elements of Programming
1.1.1 Expressions
今までの関連記事はこちらからどうぞ。
[SICP] SICP の勉強会を始めます
[SICP] はてな支店へのエントリを追加しました
[SICP] はてな支店へのエントリ(2)
Schemeに興味のある方は、今後ともよろしくお付き合いください (^^;
2008年2月10日日曜日
[SICP] はてな支店へのエントリ(2)
はてな支店に書いている SICP のエントリへのリンクを追加します。
3.もう一度勉強し直すSICP (2) 1. Build Abstractions with Procedures
4.もう一度勉強し直すSICP (3) Gauche をインストールする
ぽろぽろと五月雨式に追加していくのもなんか一覧性が悪いので、そのうちちゃんとホームページ作ります。しばらくは更新したら、こちらにも貼るようにします。
3.もう一度勉強し直すSICP (2) 1. Build Abstractions with Procedures
4.もう一度勉強し直すSICP (3) Gauche をインストールする
ぽろぽろと五月雨式に追加していくのもなんか一覧性が悪いので、そのうちちゃんとホームページ作ります。しばらくは更新したら、こちらにも貼るようにします。
2008年2月7日木曜日
[SICP] はてな支店へのエントリを追加しました
先日、勉強するぞ宣言をした SICP ですが、昨日新しくエントリを追加したので、ここにも貼っておきます。SICPがらみの話を検索してみましたが、皆さん勉強熱心ですよね。私も学生の頃もうちょっとまじめにやってれば…後悔先に立たず。気を取り直して、もう一回やり直しです。これまで何度も挫折してきたSICP、果たして今度はやり遂げることができるのか?自分でもちょっと楽しみです。
2008年2月5日火曜日
[SICP] SICP の勉強会を始めます
以前のエントリ([language] Objective-C, Java, Perl, Haskell, Scheme そして Ruby…興味のあるプログラミング言語の話)でもやりたいことの一つにあげてましたが、SICP(Structure and Interpretation of Computer Programs (Mit Electrical Engineering and Computer Science Series.))の勉強会を「はてなダイアリー」ですることにしました。
わからない方には「なんのこっちゃ?」ですが(^^; プログラミング言語の一種である「LISP」の一方言、「Scheme」を使って計算機科学について語った本です。大変評判の良い本で(Amazonの書評を鵜呑みにしてはいけません)、アメリカの主立った大学ではコースの教科書として使われている本です。まあつまり、昔でいう購読会とか勉強会をBlog上でやってみるかと。ほかにもやっている人はいるかもしれませんが、自分の手足をつかってみないとわからないので、とにかく初めてみることにしました。
別に場所を移さなくても…とは思うのですが、同じ内容のエントリが集まっていた方が検索性がいいかなと。親指シフト関係の話は、はてなグループ内の日記に書くことにしました。既存のエントリはそのうち移動する予定。
Sio’s Gadget Blog はてな支店
http://d.hatena.ne.jp/Sio_Ikzk/
ここのブログにはエントリのリンクを張ります。よかったら読んでやってください(^^;
これで私が継続してエントリしているネタは
- 勝間和代さん関連
- プログラマ本
- Macネタ
- Mac開発ネタ
- SICP
の5つになりました。思えば遠くへ…いえいえ、まだまだこれからも書き続けます。
2007年9月9日日曜日
徹夜で論文書き
この前研究会発表でした話をアメリカの学会に投稿しようとして、締切ぎりぎりで提出。物は5日にはネイティブチェック済みで帰ってきていたが、LaTeXとBibTeXのフォーマット合わせが思ったようにいかず…結局中途半端な感じで出さざるをえなかった。文献、もっとあったんだけどなぁ…しくしく。
Wordで5ページだから、かなり削ったのだが、いざレイアウトしてみると3ページでちょっと少ない感じ。2ページの余裕があるんだったら、もっとかけたなぁ。今度からは最初からテキストエディタで書こう…
しかし、久々に徹夜した。お肌に良くない。英語ももっとブラッシュアップしないと…でも養老先生ではないので、いきなりネイティブにOKといわれるようになるまではかなり頑張らないと…
LaTeXとBibTeXはだいぶ分かってきたので、あとは図表の配置の仕方を研究しなくては。
今回査読付きのConference Paperなので、採用されるかどうか心配。acceptされますように。
Wordで5ページだから、かなり削ったのだが、いざレイアウトしてみると3ページでちょっと少ない感じ。2ページの余裕があるんだったら、もっとかけたなぁ。今度からは最初からテキストエディタで書こう…
しかし、久々に徹夜した。お肌に良くない。英語ももっとブラッシュアップしないと…でも養老先生ではないので、いきなりネイティブにOKといわれるようになるまではかなり頑張らないと…
LaTeXとBibTeXはだいぶ分かってきたので、あとは図表の配置の仕方を研究しなくては。
今回査読付きのConference Paperなので、採用されるかどうか心配。acceptされますように。
2007年8月28日火曜日
X端末と仮想化デスクトップ
IT Media News
「ソフトゼロ」の仮想化デスクトップ
この手の製品を見聞きするたびに「X端末だぁ」と思ってしまう。これはWindows鯖につながるマシンらしい。曰く、
大規模な事業者は、従業員のパソコンを管理するコストを減らしたいから、結局、サーバ上に全部物を置いて、セキュリティ対策万全!っていう感じにしたいのだろう。実際、よく忘れ物をして、個人情報企業秘密だだ漏れ…っていうのはよくあるし。
今までさんざんダウンサイジング(死語?)だのSOAだのと言って目指してきたのが、これなのか?ダム端末に汎用計算機っていうスター型の図式と違うところと言えば、各マシンの性能が一昔前とは段違いという事になるんだろうけれど…それでも数が多くなったときのホストの処理能力や、ネットワークのトラフィックは大丈夫なんだろうか。
企業などで使うときには一極集中型の方が管理しやすいし便利ということなのか?(まあ、それはそうだろう。)サーバが攻撃されたら、どうしようもなくなるという根本的な脆弱性については、よりいっそうリスク要因を大きくするだけなのではないか?
ノートパソコンに代表されるようなパソコンは、もはや企業ではお荷物的存在で、そのうち、こんなのに置き換わっていくんだろうなぁ。でもって、今のPCは、きっと真の意味でPersonalな物になっていくような気がする。
個人的な感想を言えば、企業はそれで良いかもしれないが、計算機のあり方として、本当にそれでいいのかという気がする。自分の計算機利用(プログラミングを含む)のリテラシーを上げておかないと、それこそビッグブラザーに無断で接続されていても後の祭り、という怖い考えになってしまった。杞憂だといいのだが。
権力や情報が集中するのは、計算機の世界も、政治の世界も、経済の世界も、多様性を認めないという意味で、あんまり良くない気がする。行き過ぎた管理社会にはご用心…
「ソフトゼロ」の仮想化デスクトップ
この手の製品を見聞きするたびに「X端末だぁ」と思ってしまう。これはWindows鯖につながるマシンらしい。曰く、
Panoデバイスはすべてのソフトをデスクトップからサーバに移しているため、ソフト更新の必要などがなく、デスクトップTCO(総所有コスト)を70%減らせるとPano Logicは述べている。
大規模な事業者は、従業員のパソコンを管理するコストを減らしたいから、結局、サーバ上に全部物を置いて、セキュリティ対策万全!っていう感じにしたいのだろう。実際、よく忘れ物をして、個人情報企業秘密だだ漏れ…っていうのはよくあるし。
今までさんざんダウンサイジング(死語?)だのSOAだのと言って目指してきたのが、これなのか?ダム端末に汎用計算機っていうスター型の図式と違うところと言えば、各マシンの性能が一昔前とは段違いという事になるんだろうけれど…それでも数が多くなったときのホストの処理能力や、ネットワークのトラフィックは大丈夫なんだろうか。
企業などで使うときには一極集中型の方が管理しやすいし便利ということなのか?(まあ、それはそうだろう。)サーバが攻撃されたら、どうしようもなくなるという根本的な脆弱性については、よりいっそうリスク要因を大きくするだけなのではないか?
ノートパソコンに代表されるようなパソコンは、もはや企業ではお荷物的存在で、そのうち、こんなのに置き換わっていくんだろうなぁ。でもって、今のPCは、きっと真の意味でPersonalな物になっていくような気がする。
個人的な感想を言えば、企業はそれで良いかもしれないが、計算機のあり方として、本当にそれでいいのかという気がする。自分の計算機利用(プログラミングを含む)のリテラシーを上げておかないと、それこそビッグブラザーに無断で接続されていても後の祭り、という怖い考えになってしまった。杞憂だといいのだが。
権力や情報が集中するのは、計算機の世界も、政治の世界も、経済の世界も、多様性を認めないという意味で、あんまり良くない気がする。行き過ぎた管理社会にはご用心…
2007年5月28日月曜日
◎◎Hacks
最近ビジネス書で「◎◎Hacks」と名前のついた書籍をよく見かけるようになったなぁと思う。
たとえば、東洋経済新報社から出ているIDEA HACKS!
やTIME HACKS!
、 PLANNING HACKS!
は今でも書店で平積み状態だし、技術評論社からもいくつか同様のビジネススキルに関するTips集が出ている。今挙げた三冊とも購入し、読破した。話の内容は、新人社員でも今からこつこつやれば、モノになりそうな技でまとめてあって、楽しく読めた。私的には知ってる話が多かったかなぁ…使いこなせているとは言えないけれども。
最近のこの手の話の肝はパソコンやインターネットの機能を上手に使うという事に尽きる。ちょっと前までTipsと言っていた話だ。
今時はこうしたTipsをHacksと言ったりするのだなぁと思ったりもする。HackerとかHackingといえばコンピュータを使った悪人や悪事の代名詞の用に言われていただけに、時の移り変わりを感じる現象ではある。とはいえ、本来の意味とは違った意味で使われている事に忸怩たる思いをしていた真性Hackerは多かっただろうと思う。やっと本来の意味で使われてはじめた事は、めでたい事ではある。
私の認識では、最初にHacksと堂々と名前をつけはじめて書籍シリーズを作ったのは、コンピュータ関連の専門書籍出版で有名なオライリー(リンク先は米国O'Reilly Media Inc.子会社のオライリージャパン)だと考えている。しかし、最初かどうかは私も具体的に証拠があるわけではないので、その点、異論があるかもしれない。
この流れで技術評論社他各社がHacksと銘打った本を次々と出版し、ビジネススキルにHackの意味範疇を拡大させて、しまいにゃ人生(Life)までHackの対象にしてしまった。
小技集でもTipsでも裏技集でも、使える技の集合を呼ぶのに何語を使ってもなんと呼んでも良い、とは思う。しかし、一方で「なんでもかんでもHacksと呼んでしまうのはどうよ?>俺」と一人斜に構えてしまう。
「具象を言語化する日本語、抽象を言語化する英語」とは私の今は亡き大学の恩師がよく言ったもので、こうした現象を見ると「確かにそうだなぁ」と思う。英語は概念が同じなら同じ名詞、同じ動詞を使うし、それが具体的な物事を中心に考える日本人にとっての解りづらさにつながっているという話だ。HacksやTipsも日本語より使われる頻度が上がっているんではないだろうか。この小さな違和感は、日本語を母語として使う日本人だからなんだろうか?
というわけで、日本語サイト限定でググってみた。
この結果だけなら、「裏技」という言葉も案外使われている。ファミコンや「伊東家の食卓」様様?
でも「人生の裏技」って、なんか「アレな感じの人」に思われそうで嫌(苦笑)
Tipsは市民権を得てる感じで、Hacksは成長株でしょうか?
私的には、TipsよりはHacksの方が手続きが煩雑そうな気がする。
日本語は具象物にそれぞれ名前をつけていくというのが伝統的な言語化の方法であるように私は考えているのだが、こういう外来語を多用することで、本来の日本語的な造語能力が削がれているのではないかと思うことしばしばである。それとも外来語が一つ増えただけで、日本語の柔軟さを誇るべき?
せめて日本語書籍のタイトルは、英語とは別に、もう少し雅な言葉で考えて欲しいなぁと思うのであった。
もっとも、日本のコンピュータ関係の専門用語は英語ばっかりで、日本語は定着しないのが多かったから、頑張らないといけないのは、計算機関係の学者グループも同じかもしれない。文武両道、文系も理系もできるというのが本来の学問を目指す人の姿だとは思うが、これはまた別の機会に。
たとえば、東洋経済新報社から出ているIDEA HACKS!
最近のこの手の話の肝はパソコンやインターネットの機能を上手に使うという事に尽きる。ちょっと前までTipsと言っていた話だ。
今時はこうしたTipsをHacksと言ったりするのだなぁと思ったりもする。HackerとかHackingといえばコンピュータを使った悪人や悪事の代名詞の用に言われていただけに、時の移り変わりを感じる現象ではある。とはいえ、本来の意味とは違った意味で使われている事に忸怩たる思いをしていた真性Hackerは多かっただろうと思う。やっと本来の意味で使われてはじめた事は、めでたい事ではある。
私の認識では、最初にHacksと堂々と名前をつけはじめて書籍シリーズを作ったのは、コンピュータ関連の専門書籍出版で有名なオライリー(リンク先は米国O'Reilly Media Inc.子会社のオライリージャパン)だと考えている。しかし、最初かどうかは私も具体的に証拠があるわけではないので、その点、異論があるかもしれない。
この流れで技術評論社他各社がHacksと銘打った本を次々と出版し、ビジネススキルにHackの意味範疇を拡大させて、しまいにゃ人生(Life)までHackの対象にしてしまった。
小技集でもTipsでも裏技集でも、使える技の集合を呼ぶのに何語を使ってもなんと呼んでも良い、とは思う。しかし、一方で「なんでもかんでもHacksと呼んでしまうのはどうよ?>俺」と一人斜に構えてしまう。
「具象を言語化する日本語、抽象を言語化する英語」とは私の今は亡き大学の恩師がよく言ったもので、こうした現象を見ると「確かにそうだなぁ」と思う。英語は概念が同じなら同じ名詞、同じ動詞を使うし、それが具体的な物事を中心に考える日本人にとっての解りづらさにつながっているという話だ。HacksやTipsも日本語より使われる頻度が上がっているんではないだろうか。この小さな違和感は、日本語を母語として使う日本人だからなんだろうか?
というわけで、日本語サイト限定でググってみた。
Hacks --- 約2,030,000件
Tips --- 約2,410,000件
小技 --- 約1,520,000件
裏技 --- 約2,550,000件
この結果だけなら、「裏技」という言葉も案外使われている。ファミコンや「伊東家の食卓」様様?
でも「人生の裏技」って、なんか「アレな感じの人」に思われそうで嫌(苦笑)
Tipsは市民権を得てる感じで、Hacksは成長株でしょうか?
私的には、TipsよりはHacksの方が手続きが煩雑そうな気がする。
日本語は具象物にそれぞれ名前をつけていくというのが伝統的な言語化の方法であるように私は考えているのだが、こういう外来語を多用することで、本来の日本語的な造語能力が削がれているのではないかと思うことしばしばである。それとも外来語が一つ増えただけで、日本語の柔軟さを誇るべき?
せめて日本語書籍のタイトルは、英語とは別に、もう少し雅な言葉で考えて欲しいなぁと思うのであった。
もっとも、日本のコンピュータ関係の専門用語は英語ばっかりで、日本語は定着しないのが多かったから、頑張らないといけないのは、計算機関係の学者グループも同じかもしれない。文武両道、文系も理系もできるというのが本来の学問を目指す人の姿だとは思うが、これはまた別の機会に。
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