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2008年6月28日土曜日

セミナーに参加して気がついたこと

近頃セミナーやその懇親会などに出ていて良く思うことがあります。それは

「会話できる環境は重要!」

ということです。

私が今「まずいぞ、これは」と思っていることは、他の人と話す機会が激減していること。話す機会が一般の仕事と比べて少ないというのは、非常にまずいな、と思います。

人間の発話能力というのは、やはり使う機会がすくないとどんどん衰えていくものらしいです。英語のトレーニング法で「必ず声に出して英文を読む」というのがありますが、日本語の会話に於いてもそれは同じことであると実感することが多いです。

以前、極端に話す機会が減ったことがあったのですが、やはり言葉が出てこない、ど忘れする等、いろんな症状がでてきたことがあります。しばらくして、その状態から抜け出すと普通に頭が回るようになったのですが、その時以来「話のできる環境って大事だな」と思っています。

自分から発話する分には、毎日音読するなどしていれば何とかなるかもしれません。しかし、他人の反応を見ながら話をするというのは、2人以上の人間がいるところでしか出来ないわけですから、積極的に機会をつくらないといけませんね。私1人しゃべっていても意味不明に思っている人はきっと多いと思われ…(爆)

急に人の多い所にでていくと、その傾向が非常に顕著になります。変な奴だなと思われているとは思いますが、環境がそういう行動パタンをつくっていないとも言えず…

最近に限らず、昔から「KY(空気読めてない)」な私ですが、その点反省して、少しづつでもいいから直していこうと思います。

2008年6月27日金曜日

バイブレーションタイマーで時間をコントロールしてみる

いままでざっくりとしか時間を考えてなかったのですが、試験も受けることだし、フォトリーディンングの活性化にも時間を取られ過ぎなので、時間をあえて細切れにして使ってみようと思いました。すると必要なのは何がしかの計時装置なのですが、キッチンタイマーではなかなか設定が面倒だったのでバイブレーションタイマーを買ってみました。私の買ったのは、

TANITA バイブレーションタイマー24時間計 クイック TD-370

です。バイブレーションタイマーですが、もちろんスイッチを切り替えれば音もでます。タイマーなどのキーワードで検索するといつも上位にでているので、これにしてみました。別のTANITAの製品で100時間タイマー(こちらはカウントアップもある)というのがあって、それに目がくらみかかったのですが、良く考えてみれば、そんな時間管理はする必要が私にはない!で、結局この24時間(それでも24時間計測できる!)タイマーにしてみました。

携帯電話や iPod touch などのタイマー機能を使ってもいいのですが、秒単位で設定できないのが不満で、買ってしまいました。
(自分で気に入ったのを iPod touch 用に開発シル!>私 しかし、作りかけのがいくつ残っているのだ… orz )

これでTOEICのアウトプットの練習や、リーディング問題を解く練習に使ったりばりばりできます!(できるはず…できる…かも?いやいや、弱気にならず、ここは「ぜえぇぇったい出来る!」と言い切ってみましょう)

私が試験が苦手だったのは、

1) 自分の駄目さ加減に目をつぶりたい
2) 時間配分がうまく出来ない
3) そもそも、試験対策をちゃんとやっていない

という事に集約されているのですが(爆)
年齢的に time left to live を考えると、そんなことを言っていたら埒が明かないなと。そんなこんなで、心を入れ替えることにしてみたという訳です。(<だったら若いときにやっとけ、自分)

とりあえず、このタイマーを使って勉強するのは前にも書いた通りです。ドイツ語を増やしてみたのは、試験制度が変わったため勉強すれば行けそうな気がしたから…というより面接テストがないらしいので(w (しゃべれないと意味ないぞ〜という声が聞こえる…)

・TOEIC (7月申込済み、今年中に800点越え、来年900点越え)
・情報処理技術者試験(今年の10月)
  * システムアナリスト
・日商簿記2/3級(今年の11月)
・ドイツ語技能検定2級(今年の11月)

システムアナリストは正直合格できるとは思ってませんが、中小企業診断士とかぶるので、勉強にはいいのかなと思ってます。
いずれにしても超苦手な時間の配分をこれで修正できるかどうか…実験してみることにします。

↑良い事思いついた〜とか思ってニヤついているのは昨日の話でいう「着想」傾向のある自分でしょうか(爆)

2008年6月26日木曜日

[本] 強み診断でわかった自分の「強み」?…「さあ、才能に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、生かす」

smoothさんのブログでも取り上げられていたこの本「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」ですが、ちょうど昨日フォトリーディングしたばかり。これから活性化する予定ですが、取り急ぎ「ストレングスファインダー」なるものを試してみました。



さて、私の試した結果は…

「原点思考」Context
あなたは原型が表面に浮かび上がるような質問が必ずできなければなりません。なぜならば状況がどうであれ、過去の原型を見たことがなければ、あなたの決断に自信が持てないことになるからです。
…うーむ。それはテンプレートだのみってことですか(汗)まあ曲がりなりにも科学史研究者志望だからと言えない事も無いですが、なんかそれってどーよ的な診断。前例主義に陥ってますかね(爆)

「着想」Ideation
確実なのは、着想はあなたにとってスリルがあるということです。そしてほとんど毎日そうであれば、あなたは幸せなのです。
…手帳にあれこれアイディアを溜め込むのは楽しいですけど、それが何か(w

「戦略性」Strategic
そして、あなたは起こる可能性のある障害の危険性を正確に予測することができます。それぞれの道筋の先にある状況が解かることで、あなたは道筋を選び始めます。行き止まりの道をあなたは切り捨てます。まともに抵抗を受ける道を排除します。混乱に巻き込まれる道を捨て去ります。そして、選ばれた道――すなわちあなたの戦略――にたどり着くまで、あなたは選択と切り捨てを繰り返します。そしてこの戦略を武器として先へ進みます。これが、あなたの戦略性という資質の役割です:問いかけ、選抜し、行動するのです。
…正直、もめ事はいやだからというのは、資質にかなっているらしい。

「収集心」Input
あらゆる利用の可能性を考えているあなたは、モノを捨てることに不安を感じます。ですから、あなたは物や情報を手に入れ、集め、整理して保管し続けます。それが面白いのです。それがあなたの心を常に生き生きとさせるのです。そしておそらくある日、その中に役に立つものが出てくることでしょう。
ヲタクの資質、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
なぜこれが一位でないのかと小一時間(w

「学習欲」Learner
この「学習欲」という資質は、必ずしもあなたがその分野の専門家になろうとしているとか、専門的あるいは学術的な資格に伴う尊敬の念を求めていることを意味するわけではありません。学習の成果は、「学習のプロセス」ほど重要ではないのです。
っていうか、勉強好きな人は多かれ少なかれ、そのプロセスが好きなんでは?プロセスほど重要ではないって…プロセス以上に成果がでたら、人並みに嬉しいんだけど、それじゃ駄目ですか(爆)


ところで、この「ストレングスファインダー」は本を買った人しか試せないのです。(よって私も中古はお勧めしません)

二者択一っぽい選択肢から選ぶのですが、20秒以内で英語の設問に回答するのは私には無理なため、素直に日本語にしておきました。でもかなりどーゆー意味だろうかと悩む文章もありました…一見してムリ目な選択肢が並んでいて、どっちも〜っていう時にかなり困るんですけど。そんなの状況によって考え方かわるじゃん!的な…(苦笑)

なので、あくまでも参考的に考えると良さそうです。これをどういう場面で強みにしていくのかっていうのは、まだわかりませんが(w
でももし私を知る人が結果を一見することがあるならば、大変悔しいですが「あ〜そのまんま」と言う事は、まず間違いないかと思われます。その程度には確度は高いかと(爆)

ご興味のある方は一度お試しあれ!

インプットが増えるとアウトプットも増える

ごくごく当たり前の話ですが、ちょっと気がついたことを書きたいと思います。

最近、登録したRSSが半端でなく増えてきて、スルーする記事がかなり増えてきました。ほったらかしておくと3日と経たないうちに1000件以上になっていたりします。

でもこのブログで調子にのって5件とか6件のエントリを書いていたときは(RSSの登録件数は今の1/3だったけど)全部読んでたんですよね。確か…

さらに、他に本も読んでいたから、相当な数の文書を読んでいたわけです。

しかし、最近は意識的にエントリ数を絞っていたのですが、するとRSSも気にならなくなって、結果1日1エントリ書くか書かないかということに…いや、1日1エントリをめざしているのですが、話題に困っている自分がいるという状態です(苦笑)1日5エントリとか書いている時は、話題がどうこうというのは、全く気にならなかったです。そういえば。

インプットが増えれば自然とアウトプットも増えるし、アウトプットが増えて反響があってそれをまたインプットする。正のフィードバックのループを回すという事が、脳味噌の活性化には重要だ!ということを、最近あちこちの本で嫌と言うほど(嫌じゃないけど)読みました。まさにそれを逆の形で実証していたことに気がついた、というわけです。

画面をフォトリーディングするのは本に比べてちょっとしんどいのですが(スクロールがもたつく等は自分ではコントロールできない)、もう少しやり方を研究して、スムーズにインプット作業ができるようになりたいです。もちろん、これからも研鑽を積んでアウトプットの質もどんどん上げて行きたいです。

2008年6月25日水曜日

売る前から品切れなのか? iPhone !


過熱人気「iPhone」早くも品切れ? ソフトバンク店「予約打ち切り」続出 | エキサイトニュース

過剰人気感を煽って一気に売り上げをのばしたいところなんでしょうが、その計略にのってもいい、いや、むしろ喜んでのって差し上げるのですが、しかしながら条件があります。それは

「初日から数日のうちに、手に入る分の十分な在庫を用意してくれること」

ですね。

どこに行っても売り切れ状態じゃ、私のようなオピニオンリーダ/アーリーアダプタ志望が購入機会を逸して、結局レイト・マジョリティになっちまいますよ… orz

どの報道を見ても、まだ準備でてんやわんやな状態が感じられます。発売当日にユーザになりたい!って思っている人がサクっとiPhoneを使えるように頑張って欲しいものです。

Blogger でスケジュール投稿ができるようになっていた…

他のブログサイトでは以前から可能な「スケジュール投稿」ですが、Blogger の場合、いまいちその辺の対応ができていなかったというか、あっても使えなかったというか(汗)

ようやく使えるようになったらしいので、試しに使ってみました。この記事が無事アップされていれば、ちゃんとスケジュールどおりに投稿できるんだね、と解釈してください (^^)

ただ、書いたら記事のウィンドウを一端閉じないと駄目とかいろいろありそうだという記事を見かけたので、私もその辺は注意して使おうかなと思っています。

2008年6月24日火曜日

[MM] 勝間和代さんの「ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」をマインドマップにする

先日ご紹介した勝間さんの新刊「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践」ですが、実はこの記事をするときにマインドマップを{書|描}いていました。フォトリーディングではサックリと書くのが推奨されますが、私はどーしても(初心者マインドマッパーとして)この本でマインドマップの紙一枚埋め尽くしたくなってしまいました。ですので、微に入り細に入り、自分的にはこれを見れば30分くらい説明できるぞという勢いの(汗)マインドマップになってしまいました…

というわけで、Blogでは初の公開のSio作成のMind Mapです。絵の部分をクリックすると大きく表示できます。



実はとある方から「書いたのにアップしないのはもったいない!」とアドヴァイスを受けたので、調子にのって公開してしまいました。
本物のマインドマッップの「お作法」に乗っ取っていない所もあるのですが、そこはお目こぼしいただいて (^^;;;
感想をお寄せいただけると、調子にノッってまたアップロードするかもです。

今のところは、こんな感じで書いてますよ〜という話でした。ご参考になれば幸いです。

2008年6月22日日曜日

[本] 自分フレームワークを創る!「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力〜ビジネス思考法の基本と実践」

勝間さんの新刊、物凄い「歯ごたえ」です。読むのにたっぷり時間がかかってしまいました。というわけで、私がこの本「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践」を読んで考えたことを書いてみようと思います。



フォトリーディングをしていたので、それでもまとめるのや理解は早くなったとは思うのですが…マインドマップを描いているときに嵌ってしまいました。それだけ内容は濃かったと思います!

目次ディスカヴァー・トゥエンティワンのサイトより引用させていただきました。ありがとうございます。)

第1章 「ビジネス思考力」を定義する!

「ビジネス思考力」を定義する!
なぜ今、「ビジネス思考力」が必要なのか
 ベストセラーに見る労働環境の変化と市場のニーズ
 「教えて君」から脱却しよう!
思考の六つの段階
 ブルーム博士の思考の六段階モデル
 知識のレベルで思考を止めない!
ビジネス思考力をつけることで得られる五つの果実
ビジネス思考力はコツさえわかれば、日常生活で習得が可能

第2章 ビジネス思考の基礎となる7+1の力

まずは「フレームワーク力」のお話から
 基本的なフレームワーク21選!(カラー図解つき)
 既存のフレームワークから新しいフレームワークをつくる
 書籍の知恵をフレームワークで整理するクセをつける
 「○○○力」とは何を示すのか、というと

第3章 一つめの力 論理思考力
   
論理思考をわかりやすくいうと
 そもそも、「論理」って何?
論理思考力を身につけるための三つのテクニック
 MECEに分類するクセをつける  ほか
論理思考力を身につけるための四つの実践方法
 「なぜ5回」を繰り返す  ほか
とはいえ、「あと知恵バイアス」には注意!
  
第4章 二つめの力 水平思考力
  
水平思考力をわかりやすくいうと
 デボノの有名な問題
 想定した範囲以外から解を出す
水平思考力を身につけるための三つの基本テクニック
自分が無意識に使ってしまっている前提を疑う ほか
水平思考力を身につけるための四つの実践方法
種になりそうなアイデアの量をとにかく増やしてみる ほか
 
第5章 三つめの力 視覚化力
 
視覚化力をわかりやすくいうと
視覚化力をつけるための三つのテクニック
画像が持つパワーを理解し、効率的な情報処理方法として活用する ほか
視覚化力を身につけるための四つの実践方法
フォトリーディング+マインドマップをマスターする  ほか

第6章 四つめの力 数字力
  
数字力をわかりやすくいうと
 画像の対極、数字の世界
 数字は、正確な情報共有のためのもの
 数字を組み合わせる力は創造性につながる
数字力を身につけるための三つのテクニック
数字の意味を知る  ほか
数字力を身につけるための四つの実践方法
政府発表や世論調査、企業データなどの数字を見る習慣をつける ほか

第7章 五つめの力 言語力

言語力をわかりやすくいうと
 言葉は実は非常に高度なテクニック
言語力を身につけるための三つの基本テクニック
なるべく多くの知識・説明を知る  ほか
言語力を身につけるための四つの実践方法
 読書・読書・読書  ほか

第8章 六つめの力  知的体力
  
「評価」のフレームワーク
知的体力をわかりやすくいうと
 「多重知性理論」(マルチプル・インテリジェンス)
 心は身体の中にある?
知的体力を身につけるための三つの基本テクニック
身体と頭の関係を理解する  ほか
知的体力を身につけるための四つの実践方法
ブレインジムの体操を行う  ほか

第9章 七つめの力  偶然力
  
偶然力をわかりやすくいうと
偶然力を身につけるための三つの基本的なテクニック
 セレンディピティの定義をもう一度振り返る
偶然力を身につけるための四つの実践方法
よいチャンクを集める ほか

最後に
巻末 お薦め書籍・アイテム・URL 50


さて、私が重要だと思ったのは次の5つです。

■まず基本を押さえる
■実践ありき
■フィードバック
■多読3とブログ
■健全な魂は肉体に宿る

1) まず基本を押さえる
目次の構成をまず見てみましょう。メインの7つのフレームワーク力について言及する章にはかならず「3つの基本テクニック」について書かれています。とにかく、このテクニックを身に付けないことには「ビジネス頭を創」れないからで、逆にビジネス頭を創りたかったら、このテクニックを押さえましょうという、大変親切な構成になっています。新しい考えを自分のものにしようと思ったら、基本を十分に体得することが必要です。そうでなくては自分の応用ができなくなってしまいます。

2) 実践する
基礎を学んだら、次は実践です。あたりまえですね。でも、その当たり前のことが出来る人は20〜30%前後であると、勝間さんはご自身が開催されたセミナーの経験から述べています。さらに、それをビジネス上で役立てることが出来る人は、適切な情報を集められる人・推論をしっかり働かせる人・行動につなげる人であるとして、

0.2 × 0.2 × 0.2 = 0.0008 = 0.8 %

であるとも述べています。私はこの「百人に1人もいない」だろうという事に、かなりの驚きを覚えました。ゆえに、一つ抜きんでた事をしようとするなら、実践することが大事であるというわけです。


3) フィードバックのループを回す

さて、実践も大事ですが、実践した結果から、次へのステップを進めるための Next Action を決めるためには、フィードバックをいかにかけるかと言うことも重要です。そのためのフレームワークとして、PDCA サイクルというのを勝間さんは例として挙げています。IT業界に勤める人なら、PDCA サイクルは情報セキュリティのポリシーを策定・実践する上で重要な鍵になっている考え方ですから、良くご存じでしょう。PDCA が何であるかというおさらいをすると、Plan(計画する)Do(実行する)Check(検証する)Action(よりよく行動する)ですね。実践したら、反省、反省したらまた実践、ということを何回も繰り返すことが、その計画で目指した事への品質を上げることにつながります。

4) 多読したらブログを書く
インプットとアウトプットの重要性は以前からあらゆる所で言われていますが、この本を読むと、なぜそれが重要なのかが分かります。例えば批判の多いゆとり教育ですが、勝間さんの説明を読むとすっきりと腑に落ちました。

どういう話かというと、「空(事実認識)雨(解釈)傘(問題解決)」のフレームワークの話の流れで、

ゆとり教育の問題は、(1)の知識レベルを十分にこなさないまま、(2)以上のレベルを生徒に求めすぎてしまい、しかも全体の授業量を減らしたので、結果として、思考力がうまく育たなかったことにあるのです。
(p.43、括弧つき数字は原文では丸つき数字)

であると勝間さんは述べています。

この場合、(1)とは知識や理解について(空には雨雲がある)(2)以降とは応用、分析、統合、評価(雨雲があると雨が降りそうだ。傘を持っていこう)の事ですが、なるほど「量稽古」が少なかった上に、その運用能力を試す機会も中途半端に終わったのでは、せっかくの「ゆとり」も効果がなかったというわけです。

教育の場に限りませんが、そのような事態に陥る危険性は、大人になっても有るわけです。忙しいといって本を読む機会を逸している人は多いのではないでしょうか?そして更にアウトプットを実践する機会は十分に捉えられているでしょうか?一度自分の環境を見直すのも立派なフィードバックになりますね。

5) 精神と身体の両方を鍛える
「三毒の追放」は勝間さんの著書で何度もでてくるのでかなりおなじみになりましたが、身体を鍛える方はどうでしょうか?私はフォトリーディングの講習会にでて、この体を鍛えることがすべての基本の様に思えてきました。自分が体育会系であるとは思いませんが、やはり身体という「ハードウェア」が良くなくては、その上に乗っかる精神や思考という「ソフトウェア」も良くならないのです。ブレインボタンを押したりEdu-Kの体操をすることは実際効果があると私も思います(もちろん、フォトリーディングの前には必ずやってますよ!)。

ブレインジムは簡単な運動ですから、是非、本を読む前やブログを書く前に実践してみることをお勧めします!


さて、結局この5つの事を実践するとどうなるか?ということを考えてみたのですが、私は、「自分のフレームワーク」を創ることに他ならないと思いました。

私はまず「7つのフレームワーク」の基礎を体得したら、その上に「自分フレームワーク」として、自分なりの視点や行動をどんどん増やしていくことが重要だと感じています。この年に達して、漸く「基本と応用」の実感がわいてきました。

コピペも最初はテンプレートとして借りるのも良いでしょう。でもやはり「オリジナル」に勝るものはありません。私は、この7つのフレームワークを是非体得して、自分なりのフレームワークを追加していきたいと思います。

「自分らしく生きるためには、ビジネスに限らず、あらゆる場面で自分の思考と体を鍛えていく必要がある。」ということがあちこちで言われる時代になってきた様に私は思います。情報化の時代であっても、昔、武士達の間で重んじられていたことがそのまま通用する、ということが、現代においても非常に面白い一致を見たのではないでしょうか。私は今まで身体的な事を軽んじる傾向があったので、これからはそんな生活をもう少し見直していこうと思います。「三毒追放」ならぬ「メタボ追放」で頑張ってみようかと (^^;

勝間さん、良い本を書いてくださって、本当にありがとうございました。そして、ディスカヴァーの皆様、良い本を出版してくださって、本当にありがとうございました。

2008年6月20日金曜日

読書三昧 + 資格試験に挑戦

先日ならってきたフォトリーディングのおかげで、居間のテーブルの横が大変な事になっています(w
ざっと30冊は本が積み上がっているような感じで、週末はちゃんと片付けなくては!

しかし、ここの所ちょっとお疲れ気味です…フォトリーディングは頭が疲れます。体育会系です。やっぱり。でも「活性化」しないといけない本が今日はあと2冊も。前意識に残っているうちに活性化しなければいけないという「24時間ルール」は厳しいです(w その辺、講師の方がおっしゃっていた通りになりました。疲れたら休む事も重要ですね。週末は休んで、また来週から頑張ろうと思います。

一晩寝かせてから「活性化」をすると良いとされていますが、そうなると、なかなか時間がとれないものですね。目の前に Mac があると、ついつい別の事を…そうでない場合もやはりタイミングが難しい時もあります。フォトリーディングの達人の方々は、こういう状況をいかにして打破したのか、お伺いしてみたいものです。

ただ本をよんでいるだけでは面白くないので、同じく習ってきたマインドマップとあわせて、英語と資格試験の勉強に役立てたいと思っています。書けば目標を達成する確率が高くなるそうなので、ここは自覚的にちゃんと書いておきましょう。

・日商簿記2/3級(今年の11月目標)
・情報処理技術者試験(3年以内にどれか2つとる)
  * システムアナリスト
  * プロジェクトマネージャ
  * アプリケーションエンジニア
  * 情報セキュリティ
・中小企業診断士(再来年を目標)
・TOEIC (今年中に800点越え、来年900点越え)
・論文書き(来年の国際学会に間に合うか?)

ここに書いた事が、どのくらい達成できるか、楽しみです。

[音楽] 新しい iPod & iTunes の CM ... Appleファン必聴!Coldpay の魅力

突然ですが、今 TV でやっている Apple の iTunes & iPod の CM は既にご覧になりましたか?私は一目見てお気に入りなりました!今まで(確か)このブログでは音楽的な話はあまり書いてこなかったのですが(多分特定のアーティストがらみはこの記事が初めて?)モーレツな勢いで書きたくなりました。

まだ見た事が無い方はこちらからどうぞ。

Apple iTunes & iPod Ad featuring Coldplay
http://www.apple.com/jp/itunes/

YouTube にもあるようですね〜!



このバンドの事は恥ずかしながら何も知らなかったのですが、UK のバンドと聞いて、納得してしまいました。私の好きなのはどちらかというと UK ロックなんですよね。これはもう昔からで、好きになった曲をあとで調べてみると、だいたい UK 出身のアーティストが多いです(笑)

ネタをばらすと、こういう事を書こうと思ったのは、MSKKの元会長、現在慶応大学大学院で教授職におられる古川享氏のブログを読んだからで…CM を見てあれだけの事が書けるのはさすがだ〜と感じ入った次第。そうか、Final Cut Pro HD でポストプロダクションすれば出来るのか…なんて、本気で購入を検討してしまいました(苦笑)

でも現在手持ちの機種ではマシンパワーが足りないので、きっと100万では買えないと思われ(爆)

ちなみに私は、ブライアン・イーノと聞いてなつかしーと思う方です (w
YMO の「プロパガンダ」持ってます〜♪
ついでに言うと、1984年12月22日のYMOの散開コンサート、アリーナ席に居ました〜(<結局それかい!と自分でツッこんでみる)

という訳で、ストリングスの使い方は映画音楽の様でもあり、ロックというにはメロディアスだし、iTunes ストアにあった「アンセム的」という評はなかなか言い得て妙だと思います。(「アンセム」といえば、私的には”ヴァンゲリス”なのですが(w )

どこかケルティックな感じもするし、ちょっと不思議な曲調です。イーノが一枚噛んでる所為でしょうか?
それにしても、ストリングスでテンポを刻んでくるあたり、80年代に馬鹿の一つ覚えみたいに多用された「オケヒット」を連想するというか、彷彿とさせます(w
あ、私はオケヒット好きなので、褒め言葉ですからね!お間違えなきよう。

興味があれば是非一度見て聞いてください。今のところ、今年一番のお薦めです!
私はこれを聞いて、ちょっと幸せな気分になりました (^^)
(英語の詩の内容はともかく(汗)

iTunes Store での試聴はこちからどうぞ!
(iTunes インストール済みの方は、iTunes で iTunes Store が起動します)
Coldplay "Viva La Vida"
Coldplay - Viva La Vida or Death and All His Friends - Viva La Vida

2008年6月17日火曜日

[まとめ] David Allen さんが教えてくれたこと


先日の David Allen さんのイベントのまとめ記事で皆さんそれぞれ気がついた事をすばらしい記事にしてらっしゃいますね。

私が一番印象に残ったのは、頭の中にある心配事を全部外に出して、頭を空っぽにする(David Allen さんいうところの "Mind like water" ) ことが重要であるということです。GTD の基本中の基本とも言える事ですが、なぜ「頭を空っぽにする」のか、という話に非常に感銘を受けました。

空手の黒帯の試験を受けるときのシチュエーションで、4人を相手にして戦わなくてはならない場面があるそうです。その時に David Allen さんが先生に言われた事が「頭を空っぽにして、次(攻撃)に備える」ことなんだそうです。(うろ覚えで書いているので、もし違っていたらご指摘お願いします>各位)

空手は「その状態」を得るための "self training" (自己鍛錬)をするのに非常に役に立ったと David Allen さんはおっしゃっていました。これは非常に示唆的なように思われます。なぜなら「その状態」はフォトリーディングで言う所の「高速学習モード」に入ることであり、それはすなわち、「次のアクションに備えて、心を落ち着かせる」ことに他ならないからです。「未見の見」とか「凝視せず、半眼(周辺視野)で見る」ということはそれに近い状態だと思いますが、GTD においても重要であるということのように思います。

ここの所、フォトリーディングだのマインドマップだのとセミナー漬けになっている私ですが (w
結局のところ、どんなことであれ、達人のみなさんが言っていることは、

「"Mind like Water" の境地に達すれば、いかなる Next Action であっても対応できる、あるいは対応する心構えができる」

という事らしいのです。

集中力を保つためには、過剰なストレスは禁物です。「頭をからっぽ」にするとはそのストレスから脳を解放し、仕事をするのに理想的な状態(集中力が保てる状態)を作るのに欠かせないことなのでしょう。そのためにフォトリーディング前には必ず「準備」をしますし(これはどんなフォトリーの達人でも必ずやるフェーズであると講師がおっしゃっていました)、GTD では、次に取りかかる前にかならず、自分が気にかかっていることを「収集」するフェーズがあります。これらは私には同じ事のように思います。

武士が体の鍛錬と精神修養を重んじたのは、どんなときでも集中する状態、脳の即応態勢を活性化するための状態を得るためだったのかもしれません。昔ながらの言い方だと「文武両道」ですね。今更ながら体と心のバランスをとることの重要さを思い知らされたのでした。

という事は、私が GTD やフォトリーディングを極めるためには、もっと運動しないといけないかも…

と、ヲチがついた所で (^^;
備忘録代わりに関連記事のリンクを張っておきます。興味のある方は是非読んでみてください。

デビッド・アレンさん来日イベント始まる! 「GTDは我々のような“怠け者”を助ける」 | Biz.ID ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0806/13/news109.html

デビッド・アレン氏セミナームービー | Biz.ID ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0806/16/news027.html

デビッド・アレン氏が答える、GTD Q&A | Biz.ID ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0806/13/news118.html


デビッドアレンさん来日記念イベントに参加してきました | eXtream Gadget (GTD+R のopakenさんのブログ)
http://gadget.cre8system.jp/gtd/post_38.html
※ほとんどの記事を網羅されています。さすが!
※私の記事もリンクしていただきました。ありがとうございます <(__)>

GTD の創始者が明かす実践の秘密 | Lifehacking.jp (mehoriさんのブログ)
http://lifehacking.jp/2008/06/david-allen-seminar/
※mehori さんの続きの記事が楽しみです!

「Biz.ID×GTD! GTD創設者デビッド・アレンさん来日記念セミナー」で得たもの | しば。さんのブログ
http://d.hatena.ne.jp/bash0C7/20080615/1213537015
※「スターターキット」は良いアイディアですね!アメリカの本家のサイトにはあるのかな…?

【復習】シゴタノ!セミナー:自分を変える「小さな習慣」のつくり方 | のり玉三郎さんのブログ
http://daily-daily.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_a74b.html
※David Allen さんの翌日にあった、シゴタノ!の大橋さんとmehoriさんのダブルセミナーの時のまとめ記事です。
※なんて贅沢なセミナー!行けなくて残念でしたが、また機会があったら是非行きたいものです。

2008年6月16日月曜日

今更気づいた「スマートメールボックス」の使い勝手の良さ! 未読メールをやっつける方法!

MacOS X になって以来、メール管理は Mail.app 、いわゆる Apple Mail を使っているのですが、ずーっと「ルール」を設定してメールの内容毎にフォルダを作って振り分けていました。

しかし、最近メールが多くなりすぎて、これだとなかなか読みづらいなあと思うようになりました。
私のメールを読むときのざっくりとしたワークフローはこんな感じです。

1. InBox (受信) に振り分けられたのを読む
2. ルールで振り分けられたボックス(50以上あります)をそれぞれ開けて読む
3. 迷惑メールを処理する
4. 返事が必要ならその場で書く
5. 重要なメールにフラグをたてる
6. 特に読まなくても平気なものは、「未読」マークを消す

で、これでもなんとかやってきたのですが、どーしても「未読」マークを消すのが面倒くさいのです。あっというまにたまります (--;
最近はメールボックスがだんだん巨大化してきてコンソールメッセージを見ると「lexer results over flow」という怪しげなメッセージがで頻繁にでているし…かといって、今更メールを削除したり、メールボックスを全部アーカイブにするのも時間がかかります。

で、当面こういう風にワークフローを変更することにしました。

a. 「今日届いたメール」「昨日届いたメール」「フラグ付き」「すぐに返事」「一週間すぎた!」というスマートメールボックスを用意する。
b. 新着はどこに振り分けられたものを読んでも良い。スマートメールボックスにこだわる必要はない。MLでスレッドになっているものははスマートメールボックスでは読みにくい。
c. 返事はその場で書く。時間が必要なものは「すぐ返事」「時間があるときに返事」という普通のメールボックスに手動で入れ、「すぐ返事」「一週間すぎた!」というスマートメールボックスで拾えるように設定しておく。
d. 迷惑メールを処理する。
e. 重要なメールにフラグをたてる。
f. 特に読まなくても平気なものは、「未読」マークを「今日届いたメール」「昨日届いたメール」から消す。一網打尽!

これで何が嬉しいかというと、f. の「未読マーク」が、スマートメールボックス一つを処理するだけで、一網打尽にできることです。これでいちいち全部のメールボックスを選択せずにすむかと思うと、気が晴れ晴れしました。
スマートメールボックスを作ってくれてありがとう!> Apple Inc.

これでもまだ美しい整理法にはほど遠いのですが、それは今後の課題として、当面はこれで行きたいと思います。ゆくゆくはメール本体は超整理法(日付でソート/管理)を適用して、特定のトピックスなどはスマートメールボックスを適用、と思っています。

2008年6月15日日曜日

金曜日・土曜日は、GTD イベント & マインドマップで盛りだくさんの二日間でした

【イベントその1】
金曜日は百式の田口元さんのもう一つのブログ idea*idea で紹介のあった、 Getting Things Done の David Allen さんを迎えてのイベントに行ってきました。早速関連の記事がイベント協賛の Biz.ID にアップされていますね。

デビッド・アレンさん来日イベント始まる! 「GTDは我々のような“怠け者”を助ける」| Biz.ID ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0806/13/news109.html

Getting Things Done まとめ
http://www.itmedia.co.jp/bizid/gtd_index.html

会場ではそうそうたる皆様方が参加されており、Lifehacking.jp の mehori さんや works4life の nomico さんに会ってご挨拶しました。とくに mhori さんは初めてでしたので、お会いできて本当に嬉しいです。

David Allen さんと田口さんににサインをもらって、ちょっと舞い上がってしまった私。写真をご一緒に撮るのが気が引けて今回は撮ってもらいませんでしたが、また機会があることを祈っています (^^;

帰りは nomico さんとかなり盛り上がって楽しいひとときでした〜またご一緒しましょうね、nomicoさん!


【イベントその2】
そして翌日、土曜日はマインドマップ基礎講座に行ってきました。当日は満員御礼で、皆さんすばらしいマインドマップを描かれていました。枝ののばし方のコツもわかってきたので、私も納得のいくマインドマップを早く描けるようになりたいです。そのために、毎日1マインドマップを(フォトリーと同じく)自分に課したいと思います。

というわけで、早速こんなものを予約してみたり(爆)

ステッドラー トリプラス 細書きサインペン
http://www.staedtler.co.jp/products/03_graphic/02-triplus-fineliner/index.html

ちなみに、フォトリーディングも地道に訓練中です(w

2008年6月13日金曜日

[本] うなずきまくり! 「だれでも天才になれる 脳の仕組みと科学的勉強法」池谷裕二

この本を買ったのは、最近フォトリーディング関係の本をAmazonで買いまくっていたのでお薦め表示にでてきたからなのですが…いやー、あなどりがたし、Amazon。良い本を買いました。フォトリーディングに興味がある人も、そうでないひとも、勉強法や記憶法にお悩みの方に、これは強力にお薦めです!

そういえば、著者の池谷氏は今朝の朝日新聞の全段広告(サントリー)にも出てらっしゃいました。昨日フォトリーディングで読んだばかりだったので、見つけてびっくり。


【目次】(セブンアンドワイのデータを成形)
第1章 脳の機能は「忘れて当然!」
 忘れやすいのは脳の欠陥ではない
 何とまあ!脳の細胞は一千億個
ほか

第2章 曖昧でいい加減な「脳の本質」
 「記憶の本質」を動物から学ぶ
 失敗が多いほど記憶は強化される
ほか

第3章 だれでも天才になれる「記憶法」
 「経験記憶」と「知識記憶」の違い
 「精緻化」すると記憶に残りやすい
ほか

第4章 記憶の仕組みと学習方法
 記憶は海馬で製造、大脳皮質に保管
 二ヵ月間に四回の復習がベスト
ほか


さて、この本の美味しい所は、なんといっても

「大人と子供の勉強の仕方の違いがよく分かる」

ことです。このエントリをお読みになっている方のなかで覚えがある方はいらっしゃるのではないでしょうか。中学校までは成績優秀だったのに、高校に入ってからガクッと成績が急降下したなんていう経験をお持ちの方には納得の内容だと思います。(あ、私のことだ… orz )

高校に入学すると、周りが同じようなレベルになって一歩抜け出すのが難しいということも有ると思いますが、なんか覚えが悪くなった原因が突き止められてスッキリしました。

小さなお子さんをお持ちの方にも、これからの子供の勉強法のヒントになると思いますので、一読をお薦めしたいと思います。話の行きがかり上、本文内で専門的な用語は使っていますが、非常にわかりやすい文章できっちり説明してくれていますので、脳の話は難しくてよーわからん…とお嘆きの方にもお薦めですよ!

そしてフォトリーディングの集中講座を受講された方にとっては、「あれ」や「これ」のテクニックはここから来てるのか〜という驚きを持って読めると思います。習ったテクニックの強化にも役立ちます。

#ていうか、役に立たせますよ!(w

当たり前といえば当たり前の話ですが、この本を読むと「お、私の脳もすてたもんじゃないな。頑張ってみるか〜」という気持ちになります。

私は、まずはこの本に書いて有るとおり、英語とフォトリーディングを3ヶ月間がんばってみようと思います。是非読んでみてください!

2008年6月12日木曜日

本多のおやじさんのこと

ぷらっとホームの本多弘男会長が死去 | IT Media News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/11/news114.html

この方が秋葉原にいたお陰で、私は Apple II もどき(ロビン電子で買った。ブートすると Topaz II の表示が… orz)に RAM ボードを買ってやることができたのでした。純正品が高くて手が出せなかったけれど、本多通商に行くと、気さくな感じでいつも相談に乗ってくれました。おやじさんのお店は、当時はまだ珍しかった Apple のファンが集う場所でもありました。私などは Apple のファンと自称するにはおそれおおくて、かなり気後れしたものです。

この方がいたお陰で、いろんなことを秋葉原という土地で勉強できたと思います。それは私だけではなく、当時の多くのマイコン好きな若者達にとっても同じであったことでしょう。

心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌

「カイゼン」は業務か否か…雇われ目線から考える

日経BP の IT Pro でこんな記事があった。

“カイゼン”は果たして業務か | IT Pro Watcher
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20080602/305618/

この記事ではどちらがどうという結論は出していないように見えるが、それにしても私にはどうもこの問題は釈然としない。「業務か否か」という、そういう切り口で迫るべき問題なのか。なのでちょっと考えてみる。

記事では「従業員は自らの価値向上に動機付けを求めよう」としたうえで次のように述べている。
経営陣は,いつまでも旧弊に捉われず,新しい視点で経営のパラダイムを変えなければならない時である。さもなくば,結果的に負の負担を強いられ,前に進むこともできない。

 従業員も,業務の「時間」でなく「質」で勝負しなければならない。一方で,自分の価値(あるいは,将来の自分の売価)を高めるために,業務範囲か否かという曖昧な部分の対価を求めるような些事に対する関心は捨て,自己研鑽(けんさん)の機会を獲得することに関心を持つべきである。多くのチャンスが,自己価値を高めてくれる。
この記事を読んでいると「カイゼン」するべきなのは「業務」なのか「個人のパフォーマンス」なのか、ということが世間ではいかに曖昧にとらえられているかと言うのがわかる。「カイゼン」という活動にダブルミーニングを持たせるから、問うべき課題の認識が混乱する。

この「カイゼン」の話にはカイゼンすべき対象の話が抜けている。「カイゼン」は「儲けるための仕組み作り」なのだから、仕組みを考えるときには「誰であれ」同じようにできる手順を仕組まなければならない。「個人の資質」をカイゼンするのは、また別の話だ。

つまり今の社会においては、「カイゼン」は「会社の業務」なのだ。

それをはっきりさせないから、雇われている方は「なんで残業ばっかりさせるんだ」ということになるし、経営者側でも「最近の従業員は会社への貢献度が低い」と不満を抱くことになる。

トヨタであれどこの会社であれ、「カイゼン」で対象とするべきなのは「会社の業務」なのであって、「個人の資質」や「個人の業績」ではない。チームワークで取り組むべき仕事をもっと効率化するのが「カイゼン」だ。それに、自己研鑽という作業は、もらうものをもらってからでないと出来ないことも多い。お役立ち度の高いセミナー一つ受講するにも、本一つ買うのでもお金はかかる。高いパフォーマンスを出している人で本を読まなかった人を私は知らない。

パソコンを使うのだって、自分専用のパソコンを高いお金をだして買っていじりたおしてから獲得する能力だ。そういう環境にはお金がかかるという事実を経営者は見て見ぬ振りをしているのではないか。また、実際にそうやって「自腹」を切って研鑽に励んでいる人たちに、冷たい仕打ちをしているのではないか。

そんな会社の「腹」が読めてるから、従業員は「会社の業務として活動しているのだから、残業代を支給しろ」と要求する。私は、それは至極まっとうな要求だと思う。「カイゼン」が会社で働くという契約でないというのなら、なぜ会社の備品をつかて就労時間外で「カイゼン」活動に励むというのか。

「カイゼン」または「QC活動」なるものは、現場レベルでの業務の効率化の「仕組み」を構築するために始まったものだとおもうが、ただ「やってさえいれば」良い活動に成り下がっている所も多いのではないか。私の見聞した範囲では、現実に効果が見えない活動も多そうだからそのような想像をするのだが、そういう成果のあがらない活動は労働者にとっては、意味の無い単なる労働時間の延長でしかない。だったらやめたら?という話だ。

もちろん、効率化された仕組みの有無は、会社にとって死活問題になりうる。だからちゃんと「カイゼン」しろよということだとおもうが、死んでいる「カイゼン」活動は、いっそのことやめた方が「カイゼン」になるのではないか?

「カイゼン」すべきは、「自主的」に(つまりタダで)やってもらうべきことであると経営者が思う事ではないか。従業員は日々の銭を稼ぐために会社に就職するのだ。「カイゼン」作業に携わるのも、きっちり成果を出して会社に貢献度を認識してもらい「お金」をもらわんがためだ。仕組みづくりにお金がかかるなら、当然、残業代を支払うべきだ。でなければ、その仕組み自体を末端に任せずに経営者が知恵をしぼることではないか。

もちろん、理想として全社一丸となって…という「気分」はわかる。でも非正規雇用が多い現在、そんなのは妄想だ。チームのモチベーションを上げたければメンバーに「ご褒美」を用意しなくてはならない。

「カイゼン」は実行してなんぼ。実行には時間がかかるし、提案した従業員だってタダで働く訳にはいかないのだ。昔は終身雇用でがんばればいつかは…という期待感もあっただろうが、雇用を非正規社員の多用で流動化しようとする国策にのっかるのであれば、そろそろ、そういう妄想から目を覚ました方がいい。

スキルを自社内で溜め込みたいのであれば、長期的にコンスタントに働いてもらえるような労働環境を整えるべきだし、ノウハウ化して儲けるのであれば「カイゼン」考えて成果を出した人は reward される仕組みを作ってもいい。ただ働きさせるから、みんなのモチベーションも続かないし、ノウハウが社内にたまらないということが、経営者の頭の中から抜け落ちてる会社も多いのではないか。

私は会社の経営者ではないが、お金のない苦しさはよくわかる。さらに言えば、お金を出さないよ、という会社では普通人間は働かないんじゃないだろという事くらいはわかる。スタートアップ企業の創業者なんかはそういうのでも我慢できそうかも…とは思うが、それを補ってあまりあるモチベーションが彼らを支えている。家族を抱えて食いブチを稼がなければならない、現実的に労働単価の安い層なんかは長時間労働/拘束時間の長時間化&低賃金は死活問題じゃなかろうか。そういう事をもっと考えて欲しいものだ。

なので、トヨタが「カイゼン」を業務だと認めて残業代を払うことについて、私は肯定的だし、むしろ認めるのが遅すぎたのではないかとさえ思っている。他の企業もこれを機会に、労働法の遵守と、記事が言う所の「パラダイムの転換」を図った方がよいのではないか。

2008年6月11日水曜日

NetBeans IDE 6.1 日本語版がリリースされました

すこし前になりますが、NetBeans IDE 6.1 日本語版がリリースされました。

http://ja.netbeans.org

私のブログにもパーツが貼ってある「ねこび〜ん」ですが、Hibikiさんによって一度公開されていた NetBeans Travel という動画がNetBeans.tv で紹介されました。ここにも貼っておこうかと思います。すばらしい出来なので、一度ご覧になってみてください!

NETBEANS TRAVEL | NetBeans TV
http://netbeans.tv/podcasts/NETBEANS-TRAVEL-343/

Apple Store に iPhone 3G のページができました

何気なくApple Store のページをのぞきに行くと…

おお、早速 iPhone 3G のページが作られていました。残念ながらまだ販売方法については告知されていませんでしたが、すぐに発表されることでしょう。楽しみですね〜!

2008年6月10日火曜日

[PhR] フォトリーディングの講座に出席しました



6月の7日〜8日の二日間、やっと念願のフォトリーディングの講座に出席することができました。

結論から言うと「しんどいけど楽しかった」です。本を読むのがこんなに体力を使うものかと思いました。どのくらい体力を使うかというと、久々に蕁麻疹がでてしまうくらい…(w

フォトリーディングがどんなものかの説明は、図解! あなたもいままでの10倍速く本が読めるや、ググってもらうことにして、この記事では覚え書きや感想をランダムに述べたいと思います。

・フォトリーディングで本を読むのは、かなり体育会系。運動と一緒。トレーニング重要。
・サヴァン症候群って、実は脳の無意識から意識的な部分を分けるフィルターが付いてない状態なんじゃないかと思った。
・量稽古重要。大量にトレーニング(=本を読む)ことをこなして、初めて体得できる。
・頭を使いたいときは、お茶じゃなくて水を飲む。
・教えてもらった体操したら耳鳴りがなくなった。(今日、調子悪いな〜と思ったら体操してませんでした orz )
・体操の元ネタはこの辺かな?→ Brain Gym
・とゆーことは、頭を使うっていうのは、インドア系アウトドア系限らず体を使うのと同じ事。頭の回転を良くしたかったら、ちゃんと運動しろよ!ってことだなと思った。
・3D立体視(マジカルアイ)が出来るようになった。険しい顔しなくても寄り目でなくても、見える見える!
・フォトフォーカスが長時間できるようになった。10倍本を読んだときは5分持たなかったけど…3D立体視が出来るようになった事と何か関係があるように思われ。
・「積ん読」でなく、とりあえずフォトリーディングして内容をインプットしておくだけでもよし。
・インプットの量重要。量をこなすといい事あるかも。
・ダイレクト・ラーニングは実践してみる価値あり。
・ポジティブ・シンキングは良い。でも人に迷惑はかけないようにしましょう。

再受講の機会があったら、もう一度行ってこようと思います。

iPhone 3G, 7月11日発売!! さあ、どうする?

ついにでましたね。iPhone 3G は7月11日発売だそうで、日本でも同時に発売になるようです。

WWDCの基調講演の様子を見ましたが、開発者向けの会議だけに、かなり開発環境に力が入っていました。ほとんど同じ使い勝手で開発できるのは、デベロッパーは歓迎するでしょう。しかもツールは無料でダウンロードできるし、App Store ではフリーウエアにはチャージはかからないし…野良アプリの作りがいがあると (^^;

iPhoneは70カ国で使えるそうで、これだけ使う人が多く見込めると、他言語対応は必須ですね。その点も抜かり無くやてくれているようで(日本語の手書き文字認識はできるのだろうか?簡体字の中国語はできるようですが)、世界中で売ろうとおもったら、英語対応は must ですね。

iPod touch も ver.2.0 にアップグレードできるみたいだし、発売が楽しみです!

p.s.
次のMacOS X の開発コードは聞き間違いでなければ "snow leopard" って言ってました (w

2008年6月5日木曜日

NII オープンハウス

一ツ橋の学術総合センターにあるNII(国立情報学研究所)のオープンハウスがあるというので行ってきました。

オープンハウスの基調講演とポスターセッションの話は、mnagakuさんのBlogに詳しいですが、私も少し感想を書いておこうかと。

脳科学の話…科学技術の開発とか応用の話より、科学者や技術者の倫理の方の話が気になる。要するに今は野放し同然ってことなわけで…実験レベルとはいえ、かなりのところまで「攻殻機動隊」もどきなことができる様子。SFの名作、ティプトリーJr.の「接続された女」を想像するのは私だけじゃないんだろうなあ。あとは Brain-Machine Interface としての脳科学ということで、内田美奈子先生の「ブームタウン」が実現するのか?そうなのか?という気が、かなりしました。

ポスターセッション…以前このBlogのパラメトロン計算機の再現についてのエントリでもご紹介したNIIの橋爪先生とDr. Ulrich Apel 氏のプロジェクトのブースにお邪魔しました。オンライン和独辞書のプロジェクトなのですが、フリーの辞書の構築はなかなか大変そうでした…今後は医学方面に語彙を増やしていきたいとのことです。

和独辞典
http://www.wadoku.de/

お忙しいところお相手していただき、ありがとうございました>Dr.Apel

総研大の大学院入試説明会にも参加してきました。非常に魅力的な研究環境ですが、問題は自分のやりたいことがどれだけアピールできるかなわけで…もう少し検討してみようと思います。

2008年6月4日水曜日

日本でのiPhone発売はソフトバンクモバイルから

WWDC を前に、ついにソフトバンクモバイルから公式発表があったようです。

iPhone、ソフトバンクモバイルから登場 |CNET JAPAN
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20374618,00.htm

ソフトバンクは都市部では問題ないのですが、地方の観光名所みたいなところでは今ひとつ電波が入りにくい状態なので、そういう点もこれを機会に改善されることを期待したいと思います。

いずれにしても…待ちに待ったというべきか。
できるだけ早い発売をお待ちしています :-) > Apple

2008年6月3日火曜日

MacBook Air とmini Note PC

携帯電話で込み入ったメールを打つのはやっぱり面倒。MacBook を入れた荷物が今の私には重すぎる(フル装備で 5Kg 越え(涙))ため、小さいセカンドバッグでも入るPCが有ればいいなあとふと思ったので、噂の小さいPCはどんなもんだろうかと、昨日ヨドバシカメラ某店に寄って MacBook Air と Let's Note, Eee PC, 工人舎のSAシリーズを見てきました。

売り場でなんと!2万を切る価格でEee PC を売っているではありませんか!
あ、工人舎のやつも3万切ってる!

もちろん条件があって、イーモバイルの所定の機種で所定の契約して…という話です。しかし、それでも実勢価格が5〜6万前後の品がえらく安い。イーモバイルで通信したい人には丁度良いかもしれません。

一方、いつの間にか同じ売り場に進出してきた Mac のコーナー、Air がほぼ Let's Note R と同じ価格帯で出ていました。このクラスは22万円前後ですね。富士通の Loox U は何故か値段表示がなく、品切れっぽかったです(未確認ですが)。でも一番目を引いたのは

24inch の iMac

なのでした。MacBook Air と同じような価格で、どでかいディスプレイにどどんと広がるアプリのウィンドウ…パソコンは持って歩きたいけど、デスクトップが貧弱な現在、非常に魅力的に映る iMac 。

MacBook Air と両方買いたくなって危険になったので、そそくさと店を出てしまいましたが、いやー24inchのディスプレイ、大きいですね。これが 30inch のシネマディスプレイとかになったら一体どうなるのやら…そんなものを買った日には、CPUから周辺機器から全部買い直したくなるので、当面は考えないことにしましょう (^^;

ということで、当初の物欲はしぼみ(でもMacBook AirとiMacはあきらめきれない)、しばらくはどうやって荷物を減らすか、MacBookとの重量の闘いの様相を呈してきたのでした。

2008年6月1日日曜日

[本] 勝間さんの新刊:ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力

勝間和代さんの新刊の告知がご本人のサイトにでました。Amazonでも予約が始まったようですね。

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力


フレームワーク力があるかないかと自分で問うとき、私はそういう力がとはいえず、あまり自信がないです。が、今までの勝間さんの本を読むと、なんだか自分でもできるんじゃないか、と思えるから不思議です。やはり学習と実践がキモなのですね。

どんな本になるのか、楽しみです。機会があれば勝間さんのセミナーも参加したいですね。

Getting Things Done の勉強会

mixi に Getting Things Done の勉強会のコミュニティがあります。今日はコミュ管理人かつworks4Lifeのnomicoさんの呼びかけで開催された勉強会に参加してきました。

皆さん非常にいろんな方法論を持っておられて大変参考になりました。私自身、GTD は大雑把にしかやってなかったので、他の人がどんな実装でやっているのか興味を持っていたのですが、やはり直接聞くのと文字情報でしか知らないのはかなり違うなと思いました。蛸壺に入っている場合じゃないぞと (^^;

デジタル派が多いかと思いきや、案外アナログな手法が人気が高いようです。ロディアは使ってはいたものの、キャプチャはモレスキンの私。皆さんの使い倒しっぷりを見て、かなり心引かれています。GTD+R, 侮れません…43 Folders もちゃんとラベル貼って作ってみようと思ったのでした。

自分にあうスタイルを見つけるまで、もう少しかかりそうです。百聞は一見にしかず。これからもこういう機会があれば参加したいとおもいます。nomicoさん&参加された皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました!