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2007年12月30日日曜日

RSSリーダを選ぶ

MacOS Xの同期問題が発覚して以来、どーにかしていつも読んでいるBlogエントリの共有化を図ろうと、やっとオンライン上のRSSリーダを導入することにした。まあ、これでしばらくはVista上でも(Firefoxから読めば)何とかなるだろう程度には落ち着いてきた。

まず、テクノラティにいろいろ突っ込もうと思ったが、これは新着エントリはいいけど、他の過去ログの参照性がかなり悪い。っていうか、ぱっと見私の使い方には合わなさそうなので、GoogleつながりでGoogleのリーダを使ってみることにする。

あ、これ良いかも、と思った使い方は、自分が書いたコメントがあるエントリにスターを付けておくこと。これだけで参照性が良くなるというか、Blogの作者さんがコメントを返してくれたかどうか等、あとで見に行くのが楽〜♪スターが増えるとリニアには探せなくなるが、それこそググればいいだけだし、楽なのは確か。

レイアウトも思ったよりフツーというか、Gmailのレイアウトの延長線上にあるので落ち着いた感じ。

SafariのRSSリーダに頼ってみたり、MailのRSSリーダに頼ってみたりしてみたが、今のところGoogleのRSSリーダでしばらく運用してみるつもりだ。

2007年12月25日火曜日

Leopard, Mail と Safari が落ちまくるんです…

いや、参りました。MacOS X 10.5, 通称 Leopard. これをMacBook(黒)にインストールしてやっって早○ヶ月。なぜか落ちまくるMailとSafariをどげんかせんといかん、とやっと重い腰をあげて解決に取り組んでみました。MailとSafari同時立ち上げで作業中に突然落ちる場合と.macと同期しているときに頻繁に落ちる気がする。メモリは制限一杯積んでるのに、なんでセグメンテーションフォルトするんじゃ!

まずは定番、Appleのサポートページに飛んでみる。
きっとあるはず…あった!

Apple Discussions "トピック: Mailがおちまくります。"
http://discussions.info.apple.co.jp/WebX?14@763.TocTblEqawO.3@.f036533


ふむふむ。…ぎえ。10.4と10.5で同期しちゃいかんのだったじゃんか。もう一台あるPBG4が10.4でおなじアカウントに同期しちょる。あかんやんか〜(<一体このひと何弁?)

というわけで、まず.Macの同期をリセット。MacBookで上書きしてみる。これでどうだ?とMailとSafariを立ち上げる。最後のセッションを回復…だめぢゃん。

仕方がないので、ディスカッションボードの仰せの通り、iSyncの同期をリセット。その後もう一度.Macの同期もリセット。

「Mac OS X 10.5:“SyncServices”フォルダをリセットする」
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306484-ja


これでしばらくは安定稼働か〜と思って小一時間使ってみたけど、以前よりは落ちなくなった。
ちょっとほっとしました。ありがとう>皆様

でも、このブログを書いている最中にまた落ちました。しくしく…なんか変な常駐もの入れてたっけなぁ…(いや、沢山ありそうなんですが)

とりあえず、MailはLexer Results Over Flowとか出てるから、メールボックスのサイズダウンを図らないといけない。RSSリーダとして使うのはちょっと辞めた方がいいかなと思いつつ、お気に入りの上位陣は残しておくか。でもなんでSafariと道連れになるかなぁ。
Safariもまだ安定して動いていないって言うか、スクリプトによっては全然予想もしない動きになる場合もあるので、危険だ。

いっそクリアインストールできれば良いのだけど。新しいマシンを買ったら、絶対過去の遺産は引き継がないぞ!ちゃんとしたパッケージだけインストールするぞ!と、古いMac Userなら誰しも一度は思うけど、なかなかでないことを心に誓うのでありました。

2007年12月24日月曜日

日本でのiPhone

[WSJ] AppleのiPhone争奪戦、ドコモが優勢か
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news123.html


Appleからしたら、DoCoMoと契約できればスケールメリットを享受できるから、そっちのほうがいいでしょうね。そのかわり、なかなか話がまとまらないかもしれない。

ソフトバンクなら話は早いかもしれないが、スケールメリットはさほどでもないかもしれない。でも成長株。

Appleが困らないといわれるのはそのあたりに理由があるのでしょう。

いずれにしても日本にはGSMネットワークではないので、W-CDMA対応のiPhoneでないとだめだろうから、第二世代のiPhoneにならないと日本に来ないと思われるに一票。

ドイツテレコム、契約者に日本でiPhone売ってくれないかなぁ…

2007年12月17日月曜日

テクノラティ

ブログ検索のサービスが始まった当初、Googleで十分だと思いきや、あにはからんや。やはりこの手のサービスは便利ですね。

というわけで、ちょっと色気をだして、テクノラティに登録してみました。これでBloggerの弱点であるpingが打てない(=トラックバックできない)ところを多少でも補間できればと思うのですが。

テクノラティプロフィール

4億5千万円相当の本の価値

「ハリー・ポッター」シリーズの作者
J.K.ローリング氏お手製の本をAmazonが落札した
そうだ。

収益はヨーロッパの子供達の為の慈善団体に寄附されるとのこと。値段もさることながら、そのきっぷの良さに惚れ惚れした。自分の作った作品が「金の卵」である、という自覚があって初めて出来る社会貢献かもしれない。このようなアーティストならではの方法は非常にスマートだと思う。異論はあるところだと思うが、私はこの社会貢献の手法は好きだ。価値を認めた人がその対価を払うのだから。Amazonが「本」を買うことで社会貢献するという点でも、スマートであると思う。Amazonだったらすぐにその程度の費用は回収するだろうしね。

ところで、Amazonの一連のコメントのなかに「何故ヨーロッパ限定?」という意見が散見された。これはこれでもっともな疑問だと思う。

でも、それを問うことは野暮というものではないか?大事なのは、本を作って寄附しよう、と考え実行したローリング氏の志ではないだろうか。一冊4億5千万円相当の売却益を自分のために使うのではなく、他の人のために使おうということはなかなか出来ることではない。企業だって、滅多に億単位の募金はしないだろう。ローリング氏の行為は素直に賞賛に値するのではないだろうか。

一口に4億5千万円とはいっても、慈善事業にかかる経費は莫大だ。基金の原資にしたところで、ちゃんと管理できなければ、あっという間に無くなってしまう金額であるとも言える。例えば、日本に恵まれない子供達の施設を作るとしたら、今までの日本の政治家や行政だったら、箱物を建築するだけでおしまいだ。運営費は全く残らない。そんな金額じゃないだろうか。全世界の子供達の事を考えるに至っては、いったいいくらのお金がかかるのか。それを氏に問うなら、同じく日本や世界中の作家達に「なぜ寄附しないのか?」と問うべきである、と思う。

残念ながら「世界規模」で貢献できる作家は数少ないであろうし、それ故の疑問であろう。日本のベストセラー作家が日本の団体に寄附しても、そういう疑問は出てこないのではないだろうか。「ヨーロッパ限定」なのは、ローリング氏がヨーロッパで暮らしているから。自分を育ててくれた地域に対する貢献、それで良いと私は思う。

この{好意|行為}を見て、我々が考えなくてはいけないのは、慈善事業に頼らなくてもちゃんと機能するべき社会のあり方であったり、貧困をなくすための各国の政策であったり、一人一人の福祉や慈善事業への理解とか心持ちだったりするのではないだろうか。

私もしっかり儲けて、少しでも社会に利益を還元できればと思う。

知のFramework - お薦めの本:効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

今年のビジネス書を出版された著者の中で私が一番気になってずっと追っかけていた方、勝間和代さんが、また新刊を出版されました。それも僅かな期間で3連発!それぞれにターゲットとする読者層が違う本をつづけて3冊も出されるのは本当に素晴らしい。(これだから、健康には気をつけなければいけませんと反省しきり)

さて、その直近3冊のなかでも、技術者の端くれとしての私が、一番広く読まれて欲しいと思うのがこの本、

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

です。これは凄い。巻頭カラー、巻末もカラー!300ページ!
ご自身のBlog「私的なことがらを記録しよう!!」で述べられていた(ここここ)とおり、仕事の効率を上げる技術が満載です。

技術的な事はもとより、やはり勝間さんのこの本の神髄は「いかにして知的生産の効率を上げるか」の一言に尽きるともいます。ホワイトカラー版の「かんばん方式」ですね。効率を上げるためにはどうすれば良いか、というこの一点について語り尽くされていると言って良いと思います。

 実は私はこの本のタイトルを見たとき、『「知的生産術」とは大胆な!』と思いました。勝間さんも著書で触れられていますが、「知的生産」とくれば、私はまず最初に梅棹忠夫先生の著書『知的生産の技術 (岩波新書)』を思い浮かべますし、野口悠紀雄先生の『「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)』などの一連の「超整理」本や、立花隆氏の『「知」のソフトウェア (講談社現代新書 (722))』も読んで参考にしてきました。その事が念頭にあったので、「これは野心作だな!」と思ったのです。

 では、勝間さんの著書と諸先生方の知的生産の技術では何が違うのか。私は3つあると思うのです。

(特徴1)いうまでもなく、知的生産に関するコンピュータの活用のための情報であると思います。これは諸先輩方の著書の出版時期を考えれば、至極当たり前の事かもしれません。この本はマニュアルではないので、コンピュータに詳しくない人は、ソフトウェアの使い方については自分で四苦八苦しながら体得していかなければなりませんが、それでも、どうすれば効率化できるか、という点でもう解があるわけですから、その試行錯誤がないだけでも大幅に無駄を削減できます。
 そうそう、親指シフトキーボード(今手にはいるのはこれかな?「富士通 親指シフト キーボード FKB8579-661EV」)は、私もお薦めします!是非使ってみて下さい。

(特徴2)勝間さんご自身が体得した情報の交通整理の方法について。(1)簡略化、(2)階層化、(3)フレームワーク化という事を通して、どうすればあふれる情報に負けないで、自分にとって有益な、いかに雑音の少ない入出力が得られるか、その方法の一端に触れています。また情報の入出力をどう効率化するかについても語られています。

(特徴3)いかに健康な体を維持するか、という点での技も見逃せません。病気にかかってはじめてわかる健康のありがたさ、ですが、とにかく人間の脳は体の一部である以上、体が疲れていれば、なかなか冴えた考えというものは浮かばないものです。(もちろん、病気だからと言って、優れた考えが出来ないという訳ではありませんよ!念のため)
 知的生産の効率を下げるリスクを遠ざけるにはどうすればよいかいろんな方法が具体的に語られています。私を含め、不摂生を自覚している人は、よーく読みましょう。

 アメリカ流のビジネスが流行る現在、MECEやフレームワークという情報の整理術を知っておくのは、今や必須といえるかもしれません。私が外資系で働いていた頃、同僚から「話が分からない」と言われ続けたので、何が悪いんだろうと自問自答していました。今、これを読んで目から鱗が落ちました。なるほど、そういう考え方、情報の交通整理の訓練をしていないことには、相手にとって「わかる」あるいは「意味のある」話は出来ないわけです。自問自答していては、同じ所をぐるぐるしているだけで、相手にわかるはずもありません。彼の国でみんながMBAを取りたがる理由がよくわかります。同じ土俵に登るためには、同じ技術を身につける必要があったわけです。
 私の愛用のシステム手帳は「フランクリン・コヴィー」(ちなみにこんなバインダーです)なのですが、考えてみれば、コヴィー博士の「七つの習慣」も「フレームワーク」ですね。急がないけど重要な事項、と言葉だけではなかなかわかりませんが、重要である・重要でない、緊急性がある・緊急性がない、という対立軸をグラフ化して見せられれば、なるほど!と誰しも思いますね。

いやー、これだけの内容、よく11万字で収まったものです。いつか「削られた5万字分の内容」も知りたいですね。これからも目が離せません。是非これからも頑張って欲しいなと思います。

 余談ですが、コンピュータ・プログラミングの世界でも、今や「ライブラリ」とは言わず、「フレームワーク」と言いますね。昔と今では「図書館」に通ってあれこれ探すのではなく、Googleのサーチエンジンを使って「ググる」(=検索する)くらいの違いはあるのかもしれません。



2007年12月13日木曜日

iPod touch


iPod touch


買いました。まだ中身をいぢるのは面倒なのですが、いずれ開発のネタに使う予定。これならiPhoneでなくてもSkype端末でも良さそう。早く開発して欲しいなあ。チャットと音声があれば十分でしょう。

画像はGoogleのiPod touch専用画面。日本のサイトにリダイレクトされるので表示させるのに手こずりました…
画像が90度回転しているのは携帯から無理矢理送った所為なのでご容赦を…

2007年12月12日水曜日

数学「者(もの)」になりたい

曲がりなりにも理系の大学をでて(ついでに言うと理系の大学院を中退している)私なので、フツーに出身校を明かすと「数学が得意だったんですね〜」と言われる。いやいや、とんでもございません。数学は点数悪かったですよ〜と返しても「そんなご謙遜を〜」みたいな話になって、なんとも居心地が悪い。でも本当なんですぅ(;_;)

最初に出た大学は必修の解析学を落としまくっていたし、高校の数学だって、そんなに点数がいいわけじゃなかった。唯一ほめられてもいいのは中学校の3年の最初の中間テスト(たしか因数分解とか二次方程式の解とかそういうやつのテスト)で98点を取ったことぐらい。これは自分ですごーく嬉しかったので良く覚えているけど、あとは、見るも無惨な結果ばかりなので、どうにも数学が出来ているとは自分でも思えない。怖ろしいことに中学時代の成功体験が、後に「理系」を志すという無謀なことをさせるもんだから、今の苦労があるわけだ(とほほ)何しても、理系科目は嫌いではかなったから、商売にしていられるけど、中学の成功体験がなかったら、どうなっていたことか。そういう意味では、ちょっとした「成功」でも人生における意味は大きいなとおもう今日この頃。

しかし、数学書を参照しても、こう理解出来ない事だらけだと、ちゃんと理解したい!という欲求が高まってくる。大学では、数学基礎論はあまり深く突っ込まないし。(いや習ったかも知れないが、すっかり記憶のシュバルツシルト半径の彼方へ…)線型代数はコンピュータ屋さん必須ということで、もう一度やり直そうと決心した。(本当は微分積分もなんとかしたい)過去の敗因は、問題を解く量が不足しているのが第一で、次に数式の意味がよく分かっていないのでは、というのが第二ではないかと考えた。確かにねぇ。手を動かして解く量が少なければ、覚えないだろうなぁ。

テレビドラマの「ガリレオ」で福山雅治が数式をだーーーーーーーーっと書いて思考を整理する、みたいな演出があったが、そーゆーのってかっこいー(<ミーハー) というか、数式を文章の様に書きまくって意味が分かるっていうのはいいなと思う。実用としても、うだうだ文章を書くより、数式一発書いて「はい、どうぞ」でみんなが理解できたら、非常に早いし便利だと思うのですが如何?

この辺、眉村卓の「産業士官候補生」に影響されているかも?

ブログでの言葉遣い

今までココのブログでは「だ・である」調の言い切りに近い形で書くようにしている。ときどき原則から外れることもあるけど、なんとか文体の統一を図ってきたつもりだ。理由は「です・ます」調で書かなかったらどうなるか、ちょっと試してみたかったからだ。

しかし、ちょぼちょぼと不定期に書くうちに、文体の統一はちょっと窮屈だなぁ〜と思い始めた。再開したついでに、文体もその日その時でちょっと替えてみようかと思う。

というわけで、急に雰囲気が変わることはないと思いますが、言葉遣いが変だなぁ〜と思ったら、どうぞご指摘下さい。(早速ですます調にしてみました)

2007年12月10日月曜日

久しぶりのブログ

9月末に病気が見つかって以来、しばらく療養のためブログを更新していなかった。が、そろそろ再開しようと思って、配色を少しかえてみた。ちょっとクリスマスっぽくなっただろうか?病気の治療はまだまだ続くけれども、これからは読んだ本と作っているプログラムを中心に、いろいろ書く予定。

というわけで、治療中はダイエット計画はあきらめました(泣)治療中はあまり激しいダイエットも運動もできないから、というのが理由です。ダイエットしたから痩せたのか、病気が悪化して痩せたのか、切り分けできなくなる恐れもあるので、当分お預け。しかし、病気になって改めて体重が多いお陰でいろんな不利益が治療中にも出てきたとういうことが分かったので、これについては改めて書きたい。

健康が一番。寒さも本格化するようです。ご自愛ください。

2007年10月16日火曜日

お薦めの本:【新刊】勝間和代著「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」

さっそくAmazonで購入して、あっという間に読了した。

フレームワーク(といっても、ComputerのApplication Frameworkとは違う方。縦軸と横軸に変数をとって問題の分類をする手法の一種)の考え方を導入して、自分時間の使い方をよく考えてみるのがこの本の主眼のようだ。

勝間氏の手法は、時間管理の王道をいくものだ。即効性のあるものも述べられてはいるが、この時間投資法は自らの生活習慣を見直さないと劇的な効力を発揮しえない。そこは経験と工夫が豊富な著者のこと、自らの経験から事細かくどうすれば時間管理をより上手にできるかが語られていると思う。

「時間の投資法」をうたっているだけあって、随所に会計的な考え方がでてくる。これは著者の専門性をいかした工夫がみられる。時間管理とは、いわば自分の時間のいわば「資産管理」である。「棚卸し」や「仕訳」をして、「資産」と「負債」をバランスさせ、「負債」できるだけ「資産」に変換するための手法が語られているのだ。どーも時間の使い方がウマくない私のような素人でもできるように、ITを駆使したりアウトソーシングできるものはそうしたサービスを活用してみたり、といろいろな方法が提案されている。これをよんで、「金持ち父さん、貧乏父さん」を思い出したのは私だけではないと思う。私はこの本をよんで、時間の管理とは、キャッシュフロー・クワドラントに共通した考え方だと感じた。

全部実行しなくては、というより、自分が出来る物をちょっとずつでもいいから取り入れて日々カイゼンしていく、という作業が重要なのだろう。めげずに実行する為の方法論も書いてあるから、地道にやることが苦手な人は、何度も良くよむといいかもしれない。私も苦手なので最低3回は読もうと思っているのだが…

フレームワークでの時間管理というとフランクリン・コヴィーの手帳みたいだが、勝間氏もこの考えに基づいた手帳を出したそうなので、そちらも今度入手してみようと思う。

時間に追いまくられてどうすれば良いか分からなくなっている人は是非一読をお薦めしたい。これでもっと時間を増やして、人生の限られた時間を有効に使おうと思う。

2007年10月15日月曜日

記録帳#3 トータルで3kg減量、でも足踏み状態

しばらくBlogを書いていなかったが、実はある理由で、現在ダイエットを中止している状態だ。たいしたこともしなかったので、現在94kg前後をうろうろしているのだが、記録の方は体重以外はちゃんと付けている。体重の記録は復活させようかと思っているが…個人的にちょっとショッキングな出来事が起こったので、またそれは別の機会にでも書こうと思う。

2007年9月26日水曜日

記録帳#2 1.5kg減

ダイエットの記録を始めてから、1.5kgほど減った。
ヤッター!(U.S.の人気ドラマHEROES風)

95.9kg -> 94.5kg

おお、毎日頑張って体重計に乗っている甲斐があるというものだ。
この調子でがんばるぞ、おー!

2007年9月24日月曜日

噂のレコーディング・ダイエット 記録帳#1

この間から、オタキングこと岡田斗司夫氏の提唱するレコーディング・ダイエットを実践中。体重や食べた物を記録するのは昔から良いと言われている。というわけで、今後はここに時々まとめてみよう。







Sioの体重の記録9/20-9/23
日付体重(kg)体脂肪率(%)
07092097.540.4
07092197.440.3
07092297.540.5
07092396.6*40.9


ここに挙げたデータの測定時刻はおもに夜、一番体重が多い時(夕食後)の測定値を記載。主に着衣のまま測定したものだ。測定することに意味があり、条件を揃えて量ろうとすると面倒臭くなって記録しなくなる可能性大なので、無印の場合は部屋着のままだということでご了解願いたい。

実は今朝は95.0kgを記録しているのだが、朝晩の記録を初めて,朝だけをみるとすでに1kg以上減っている。でも、ここではあえて夕食後のデータをだす。

4日ほど実行してみたが、岡田氏の著書「いつまでもデブと思うなよ」でいうところの「助走」フェーズだけで10kg減量というのは、あながち信頼できないというわけではなさそうだ。

もちろん、食べたものをすべて書くこともしている。どれだけ効果がでるか楽しみだ。

2007年9月21日金曜日

気になる!ドイツのiPhone

私はドイツにいた頃(といっても四半期に満たないが)ドイツテレコムの携帯電話(当時はT-Mobileでなかった。今でも日本の扱いはドイツテレコム経由)を契約して持っていった。日本で契約しても、国番号は49だったから、ドイツ国内は国内通話扱いだった。それに、そのころはまだKDDIも格安のプラン(国内APあり、国内まで無料)を持っていたので、日本にかけるときは非常に重宝した。フランスにいてもイタリアにいても、さほど不便は感じず、GSMってよいなぁ〜と思っていたのだった。

AppleのiPhoneは早々に100万台を出荷したらしいが、ここにきてイギリス・ドイツでも売り出すらしい。ドイツはT-Mobile(ドイツテレコムの子会社)でイギリスはO2(もとBTの子会社で、いまはスペインの会社の子会社)だった。さて、どうなることやら。

ここで私が思うのは、アメリカにもドイツにもイギリスにもT-Mobileはあるのに、結局国毎にAppleが契約相手を替えているのは、どういう意味があるんだろう?ということ。一社独占というスタイルはあんまり意味がなさそうだから?そのうちSIM Freeにして端末だけ売り出す布石?

と、ここではたと思い出す。そういや、日本のドイツテレコムでこれを取り扱うということはないんだろうか????
(まあGSMだからつかえないんだけどWirelessLANは使えるぞ!)

早速メールしてドイツテレコムに聞いてみた。
しかし…

「ご質問の件ですが、現状ではドイツ国内でも契約締結を発表したという段階で、実際の販売は開始されておりません。」
「また、ドイツ国内で販売開始されましても、弊社にて取扱をするかどうかは未定です。 」

だそうだ。残念。まあプレス・リリース直後だからしかたないか。期待してますよ>ドイツテレコムさん

いずれにしても、日本に来るときはW-CDMAかなにかに対応する時なんだろうなぁ。そしたらドコモのローミングでかけられるから、日本でも使えるなぁ。(高いけど)

2007年9月20日木曜日

Diet もしくは標準体重を目指して

そもそも Diet っていうのは食餌療法の事で、フィットネスの事ではない。でも、なぜか日本では体重減量の為の運動も Diet って言葉を使っている。私はこれを聞いていると、大変に気持ちが悪くなって妙に落ち着かない。みんなちゃんと言葉の意味調べて使おうよ…

それはともかく、頭痛いのが Diet と減量対策。運動して食べなきゃ痩せるというのはごく理にかなったやり方らしいが、「健康に」というキーワードがつくと、結構難しい。

半端じゃないくらい体重が増えてしまった身としては、標準体重に戻すべく、いろいろやってみているが…そこで気がついたというか実感したことが二つ。当たり前だけど、

「減量の為には、普通の食事をとっていては駄目」
「運動しないと皮がたるむ」

普通の食事内容に戻しただけでは、カロリーの差し引きはゼロだから、減らすにはもっと量を減らすか、運動しないとだめ。でも運動するとおなかがすいて食欲をコントロールできないかも(まだ初心者だし)

かといって、ここのところ太い身であまり運動しなかった為、今できる運動といえば水泳かバイク(自転車漕ぎ)か、あとは筋トレの一部か、という所。ビリーズブートキャンプの跳んだりはねたりする所は出来ない(なぜなら重さに耐えかねて関節が結構やばいかんじ)ので、そうでなさそうな所を選んでやるしかない。

「オタキング」こと岡田斗司夫氏のようにきりっと痩せる!
最終目標はBMIが20-21前後、体脂肪率 10-20%、期間は1年、がんばるぞ。

2007年9月16日日曜日

頭の中身と計算機のデータの混沌

デスクトップ・メタファは言うまでもなく、Xeroxのパロアルト研究所で発明された優れものだ。以降、Lisa, Macintosh, NeXT, etc., いろんなものに影響を与えてきたことは、ここで述べるまでもない。

しかし「デスクトップ」という実世界にあるモノを計算機上で見せる形になったため、限りある計算機の資源を人間の頭の中のカオスを計算機にもインプリンティングしてしまったのではないか、と良く思う。もちろん人間が使う以上、そのようなことは当たり前の事かもしれない。でも、これを考えた人は、個人が何十万というファイルを扱ったり、何GB、何TBとというメモリ空間を使うことは考えた人はそう多くはなかったんじゃないだろうか。

テキスト情報だけでなく、音声、画像、動画、etc., いろんな形のデータがパソコンの中にあるが、これを自動的に(自分のやり方にならって)整理することをパソコンに教えることは、実は大変な事である。

まず、絶対にデータがなくなって欲しくない。自分の大事なデータが移動中にどこか行方不明なんて、できの悪い運送業者のような事にはなって欲しいわけがない。それに、思いついたらすぐに出せるようにしておきたい。何時間も検索に時間がかかるようでは使い物にならない。できればバックアップも自動的にやってほしい。でも、これってかなり面倒…市販のツールをいくつか試してみたが、ちゃんと復旧できたためしがない。ディスク丸ごと復旧するのにシステムや基幹のアプリの再インストールをしなくてはいけないようでは困る。

他にも考えてみれば、どんな事をして欲しいかは、いくらでも出てくるかもしれないが…定型の処理なら何とかスクリプトで書けても、その整理法をどうするか、となると頭が痛い。

野口悠紀雄氏の言う「超」整理法は、コンピュータのページングのアルゴリズムでいえば LRU や NFU みたいなモノだが、それでも、思いつきで何かを過去のデータから調べるにはちょっと物足りない。(頻繁に使うものはいいのだが)

結局無差別に大容量のHDDに全データをぶち込んで spotlight か Google Desktop で検索するという方法に落ち着いているのだが、Google Desktop はオプションを切り忘れると、勝手に頻度データなんかをGoogleにレポートされそうで、ちょっと嫌。今のところインデックスを作らせてはいるが、なんとなく心配は心配。

検索アルゴリズムは他にも優秀な人が沢山いて、日々研究成果が上がっているので、私なんぞがクビを突っ込んでもじゃまにしかならないだろうが、個人的な問題の解決に向けては、研究する価値は有りそうだ。検索に100%頼るのでなく、情報の整理も検索を助ける方法として、時間短縮に効果があるだろう。

このへん、ラザルス・ロング(SF好きならおわかりですね?)が「メトセラの子ら」で記憶の整理方法ということでずいぶん検討しているようだったが、詳細がよく分からず残念(苦笑)

なにより、計算機は「持ち主の頭以上には賢くならない」そうだから、結局、計算機に何かを期待するのではなく、計算機を使ってどんな仕事ができるか、ということが大事だと思う。それをみんな考えて作ってきたんだから、人類の知恵として、昔から今に至るまでの成果を科学史としてまとめたい、という野望を持ってしまうのであった。

すくなくとも、加齢と怠慢により「物忘れ」が酷くなった時のバックアップにはなるかも、と期待しているのだが…このブログもバックアップしておかないと(w

だれか「光あれ!」とかコマンドを言うと、勝手に頭の中のモノが分類されるソフトをつくっちゃくれんだろうかのう。(光=重要書類と闇=強制削除に分けられても困るけど)

2007年9月10日月曜日

次の目標

・Computerの歴史についての論文を書く(2005年に国際会議で発表した奴)
・熱力学の論文(ドイツ語)の語句解析を科学史研究に応用する話

どっちもちょこっと手を付けてそのままになっているので、早くやらないと…

rootkitが好き?

Sonyのrootkit再び。

News SourceのLinkはこちら。

1.USBメモリのrootkit問題、ソニーが情報を公式発表(IT Media エンタープライズ)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0709/07/news111.html

2.指紋認証機能つきポケットビット付属ソフトウェアの脆弱性についてのお知らせとお願い(Sony)
http://www.sony.jp/pr/info/info070907.html


今回もSonyってば結構公式な対応が遅かった気がする…
以前もこんなのがあった。

Mark's Blog - Microsoft Sysinternal (Technet Blog)
http://blogs.technet.com/markrussinovich/archive/2005/10/31/sony-rootkits-and-digital-rights-management-gone-too-far.aspx

Mark's Blogの日本語訳 "ソニーが音楽CDに組み込んだ“Rootkit”とは何者か?"
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/insiderseye/20051109rootkit/rootkit_01.html

前は音楽CDで、今回は指紋認証付きのUSBメモリ。
何をやってるんだか。
しかも、今回はセキュリティ対策用のメモリだろうが!と思った。自らセキュリティホールを掘る様な製品作ってどーすんの。そういう観点で検証しなかったんかね。

ていうか、購入を検討していただけに、買わなくてよかったなぁ、と思うのだった。
しかし、対応が1ヶ月先って、どうよ?

2007年9月9日日曜日

徹夜で論文書き

この前研究会発表でした話をアメリカの学会に投稿しようとして、締切ぎりぎりで提出。物は5日にはネイティブチェック済みで帰ってきていたが、LaTeXとBibTeXのフォーマット合わせが思ったようにいかず…結局中途半端な感じで出さざるをえなかった。文献、もっとあったんだけどなぁ…しくしく。

Wordで5ページだから、かなり削ったのだが、いざレイアウトしてみると3ページでちょっと少ない感じ。2ページの余裕があるんだったら、もっとかけたなぁ。今度からは最初からテキストエディタで書こう…

しかし、久々に徹夜した。お肌に良くない。英語ももっとブラッシュアップしないと…でも養老先生ではないので、いきなりネイティブにOKといわれるようになるまではかなり頑張らないと…

LaTeXとBibTeXはだいぶ分かってきたので、あとは図表の配置の仕方を研究しなくては。

今回査読付きのConference Paperなので、採用されるかどうか心配。acceptされますように。

2007年9月6日木曜日

早起きになりたい

早起き生活
http://www.hayaoki-seikatsu.com/

こういう記録サイトがあるんだなぁ。
試しに付けてみることにした。ブログにも貼り付けられるというので、右上に貼り付けてみた。

年取れば早起きになるっていう話があるけど、私の場合、どんどん遅くなるような気がする。

しかし、学生の頃や、殺人スケジュールでデスマーチしてたころよりはマシということだけは、私自身の名誉の為に言っておきたい(爆)

物欲、again

ほすぃぃぃぃぃぃ!!!!!

http://www.apple.com/ipodtouch/

これは欲しいでしょう。iPod touch. 無線LAN使えるし。とりあえず都会ならなんとか使える。
でも8GB, 16GBモデルってところがなぁ…
買ったことがないのが第二世代だけというiPod好きですが、今の願いは300GB超のiPodが出てくれないかと言うことだったりする(昔のように、FireWire使えるようにしてくれというのもあり)

うちのiTunesライブラリ、日々増えるPodcastのデータで、すでに300GB超えてるし(爆)
バックアップ用に500GBのHDD導入したけど、これもいつまで持つやら。

買うとしたら、iPod Classic 16GBになるだろうけど、いつ発売になるか分からないiPhoneよりは、欲しいなぁ。…しかし、両方買うお金がないなぁ…

2007年9月3日月曜日

ACM SIG Proceedings Paper in LaTeX

ここのところ国際会議用の論文を書いていたが、なかなかうまくいかなかった。

ACMの会議なので、専用のLaTeXスタイルをもってきて、とりあえずサンプルをTeXで処理するところからはじめて見たが、どーも図がでてこない。

サンプルどおりにすると、やれepsfig.styが足り無いだの、psfig.styがないだの、\csnameと\endcsnameが合ってないだの、うるさいうるさい。しかもワーニングがどどんと出まくる始末。

これはきっと環境の所為だろうと思い、もう一度じっくりエラーを眺めて、奥村先生の「LaTeX2ε美文書作成入門」を読む。

おっと、そういえばMacでLaTeXで出力ファイルを作るときは、pdfで出力するから、図もpdfにしないといけないと言うことに気がついた。もしくはMetapostを使うと本に書いてある。なるほど〜(←こら)

あんだお〜、けっきょくCTANから落としてきたpsfig.styなんていらんのじゃないか。(それも本に書いてあった。ありがたや)

ということで、無事「サンプルは」処理できました。後は私のファイルをどーするか。図はpdfにすれば良いということなんで問題ないんだが、さて…

というわけで、学会発表したときのKeynote用のグラフィックをPDF書類にして付け足すことにする。

しかし、ACMのスタイルの話が日本語のページに見つからない。こーゆー所に出す人は、英語が堪能だから日本語に頼らないっていうことか。まだまだ修行が足りません…

2007年9月2日日曜日

PukiWiki設置 on MacOS X Tiger (10.4.10)

MacBookを買った。そういえば、まだこのBlogで書いてなかったのは、ひとえに論文書きで撃沈していたため(爆)

いずれ、きちんと書くつもりだが、とりあえず、Wikiの話。

Wikiは前から興味があっていろいろ触ってはいるんだけど、なかなか本格的に使うところまでには至らない。しかし、授業で資料を配付するのに、これが使えるんじゃないかと思ったので、自分のMacで試すことにする。

まず、やることは

(1)Apacheの設定(httpd.conf, ~/usr/自分のlogin名.conf
(2)PHPのロード設定
(3)PHPのテスト
(4)pukiwiki.ini.phpの設定(passwdとか)
(5)Web共有をOnにする

Web上で公開されている資料がいろいろあったが、pukiwikiの本家サイトと、「超簡単 Mac OS XのローカルでCGI (SSIもPHPも)」というサイトが役に立った。ありがとうございます。<(__)>

ちゃんと書くと長くなるので割愛するが、上記の二つのサイトを見ればだいたい分かる。良い時代だ。

2007年9月1日土曜日

Google Dashboard Widgets for Mac

気がつかなかったが、かなり前にGoogleからDashboardのウィジェットが出ていた。これ、結構ぶつぶつ書くのに良さそう。しばらく、これで書いてみよう。

他にもGMailのウィジェットや検索用のも合って、とりあえず全部インストールするつもり。ただ、Dashboard、重た…これから整理する必要がありそうだということは間違いない。

2007年8月28日火曜日

X端末と仮想化デスクトップ

IT Media News
「ソフトゼロ」の仮想化デスクトップ

この手の製品を見聞きするたびに「X端末だぁ」と思ってしまう。これはWindows鯖につながるマシンらしい。曰く、

Panoデバイスはすべてのソフトをデスクトップからサーバに移しているため、ソフト更新の必要などがなく、デスクトップTCO(総所有コスト)を70%減らせるとPano Logicは述べている。

大規模な事業者は、従業員のパソコンを管理するコストを減らしたいから、結局、サーバ上に全部物を置いて、セキュリティ対策万全!っていう感じにしたいのだろう。実際、よく忘れ物をして、個人情報企業秘密だだ漏れ…っていうのはよくあるし。

今までさんざんダウンサイジング(死語?)だのSOAだのと言って目指してきたのが、これなのか?ダム端末に汎用計算機っていうスター型の図式と違うところと言えば、各マシンの性能が一昔前とは段違いという事になるんだろうけれど…それでも数が多くなったときのホストの処理能力や、ネットワークのトラフィックは大丈夫なんだろうか。

企業などで使うときには一極集中型の方が管理しやすいし便利ということなのか?(まあ、それはそうだろう。)サーバが攻撃されたら、どうしようもなくなるという根本的な脆弱性については、よりいっそうリスク要因を大きくするだけなのではないか?

ノートパソコンに代表されるようなパソコンは、もはや企業ではお荷物的存在で、そのうち、こんなのに置き換わっていくんだろうなぁ。でもって、今のPCは、きっと真の意味でPersonalな物になっていくような気がする。

個人的な感想を言えば、企業はそれで良いかもしれないが、計算機のあり方として、本当にそれでいいのかという気がする。自分の計算機利用(プログラミングを含む)のリテラシーを上げておかないと、それこそビッグブラザーに無断で接続されていても後の祭り、という怖い考えになってしまった。杞憂だといいのだが。

権力や情報が集中するのは、計算機の世界も、政治の世界も、経済の世界も、多様性を認めないという意味で、あんまり良くない気がする。行き過ぎた管理社会にはご用心…

博士号と論文について思うこと

個人的に大失敗だったなぁと思うことは沢山あるが、中でも一番失敗だったのは、キャリアプランだと最近よく思う。ガキの頃に考えてきたことがあまり具体的でなく、漠然としていたのが敗因であると、よーやく気がついてきた。まだ気がついていないこともあるかもしれない。

なかでも、大学受験の時に第一志望にうからなかったのと、その後第一志望に社会人編入でリベンジしたのはいいが、諸般の事情で修士中退になったのは、非常に痛い。

今頃にならないと冷静に振り返れない部分はあったし、今気がついたんだから、これからちゃんとすればいいや〜と思う一方で、のんびりしすぎたツケというのは確実に溜まってきている。経済的なこともそうだし、年齢的にも難しい。

これからのキャリアプランを考える上で、どーしても必要なのが、博士号。アカデミックな世界では、これがないとどうにもならない。実務経験がいくら豊富でも、自分が周りと同じ方法論で論文が書けることを証明しない限りは、相手にしてもらえないということが、最近の試行錯誤でよく分かってきた。某大学の博士後期の試験を受けたが、やはり教授との相性は、博士論文を書く上で非常に重要であると、つくづく感じるのであった。

論文の種はカテゴリにして3つあるので、とりあえずそのうちの二つをなんとかモノにしたいと思う。とりあえずは、めげずに論文投稿して、なんとか働きながら学費を貯めて、博士課程に行きたいものだ。
アカデミック・ポストは無理かも知れないが、やってみなければ分からないので、頑張ろうとおもう。

修士を飛び越すには、ジャーナルで採択される論文を書くことが必要だ。巷ではジャーナル3本とか言われているが、さて…課程博士なら査読付き1本+αという噂もあるが…

研究会発表

日本語で書いたのがやっと終わった。ふう。諸先輩方からのツッコミどころ満載だったが、いろいろと得る所も多かったので、めげずにこれからも頑張る。次はアメリカのシンポジウム用に投稿する原稿だな。明日恩師にReviewsしてもらうというのに、まだ終わってない orz...
これらか気合いを入れなおして書きまくるぞ〜

2007年8月10日金曜日

疑似科学

某所のある疑似科学に関するトピックで書こうと思ったことを没にしたので、ココに書いておく。
真面目な議論に「そんなに真剣に考えてたら人生に疲れちゃうよ。気楽に行こうよ。」と揶揄する人がいたので、ちょっと気になったのがきっかけだが、正面切って反論するのもばからしくなったので没にした。…でももったいないから防備録として。

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私は、疑似科学(またはニセ科学)の問題は、科学者はもっと真剣に考えなければいけない問題だと思います。なぜなら、放っておけば、社会に害をなす輩がでてこないとも限らないからです。

科学者が疑似科学の台頭に無関心でいることは、現代科学の理論に立脚しているこの社会を崩壊の危機にさらすことではないのか?と危惧しています。疑似科学あるいはニセ科学は、科学とは厳然と区別されるべき事柄であると考えます。

真剣に考えることが人生に疲れることとイコールかどうかは、個人の感じ方の問題も有ると思いますので、判断を保留したいと思います。しかし、疑似科学が社会に与える影響については、思考や判断を停止するのではなく、人々がより深く考えるべきではないでしょうか。
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2007年8月7日火曜日

北海道旅行

学期末のドタバタが終わって(研究会報告も同時並行!)疲れた脳味噌を癒すべく、北海道に脱出してきた。

今回は旭川あたりの道央から胆振方面(道南)に足を伸ばす。

写真は旭山動物園で撮ったイワトビペンギンの雛(すでにでかいが、まだ子供)と、大雪山系の十勝岳温泉付近でとった風景。

旭川→十勝岳→富良野をぐるぐる→夕張経由→白老→登別→千歳

というようなルートだった。旭川はとーーーーっても気持ちよく晴れた。旭川は東神楽にあるキャンプサイトの近くのバンガロー(というかロッジというか)に泊まる。きれいに整備された所で、家族連れがテントを張ってバーベキューをしていた。近くの湖にある白鳥ボートにトライして思いっきり筋肉痛に…まだ痛い。

富良野もちょうどラベンダーの花の時期でとてもきれい。北海道は夏でも気温がせいぜい摂氏25度くらいなので助かる。湿気が無いのがとてもいい。

が、道南はちょうど台風5号が来ようかという所で大変蒸し暑かった。飛行機は帰りがちょうど台風5号がかすっていったばかりで、かなり遅れた。まあ飛んだだけでもよしとしよう。

2007年7月18日水曜日

Rich Womanの邦訳が出ていた

ロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」は言うまでもなくベストセラーだが、これを私が読んだのは、邦訳版が出版されてからずいぶんと後のことだった。最初は本の装丁がきれいだなあくらいにしか思っていなかったのだが、中身を読んで物凄く刺激を受けた。我が身を振り返って、自分の金銭に対する認識を改めないといかん!と思ったものだ。振り返ってみると、今ではいくつかの金銭的問題点を解決できた。自分の問題点を洗い出し、解決につながったことは、この本のお陰だと言っても過言ではない。以来、キヨサキ氏の著書が出ると必ず買うことにしている。

昨日本屋に立ち寄ると、彼の妻であるキム・キヨサキ氏の本「リッチウーマン―人からああしろこうしろと言われるのは大嫌い!という女性のための投資入門」が出ていたので、早速購入してその日のうちに読了した。

書いてあるところは夫ロバート氏の著作を読んでいれば取り立てて新しくないと思われるが(本当に大事なことはぶれないものだ)、彼女がどのようにして今の生活を手に入れたのかは非常に興味がある話だった。女友達との会話形式のやりとりの中にも学ぶべき事は沢山あるが、やはり、重要なのは「とにかく始めること」であろう。これは耳が痛い。いつもやらないことの言い訳を探している私としては特に…

他人は変えられないけど、自分は変わることができるという話は良く聞くが、確かにその通り。良い変化を続けたい。アメリカ固有の話も出てくるが、この本の骨子は日本でも十分通用すると思う。

どちらも、お薦めの本だ。とくに自分の生活に汲々としている人には是非読んでいただきたい本である。人生が変わるというのもあながちウソでは無いと思う。ただし、この本に書いてあることを少しでも実行できた場合に限るが…

2007年7月11日水曜日

外来語の表記についての思い出

exciteの小ネタでこんなのがあった。

“コンピューター”と“コンピュータ”正しいのはどっち?
http://www.excite.co.jp/News/tb/News/bit/00091183909194.html

どっちでもいいじゃないか!と思うあなたは、ある意味正解だ。どちらでも良いというのがこの記事の結論である。

でも、ココで注意が必要なのは、記事にもあるが、JIS規格では3文字以上のカタカナ語の語尾についている長音記号「ー」は省略が原則であること。
さらに言えば、メーカー(これもメーカと表記しても良い)なり、ある書籍なり、情報の単位ごとに、用語が統一されている必要はある。(これは基本)

たとえば、マニュアル毎に「コンピュータ」と「コンピューター」が混在していては、読む側が混乱するということなので、大体は、メーカー毎に統一されているはずである。

と、いうような事は実は私は国語の先生ではなく、私の恩師の一人であるN村教授に、それは厳しく突っ込まれまくった。N村教授はJIS規格に深く関わっておられたので、その基準で学生のレポートを厳しくチェックされていた。カタカナ用語だけでなく「てにおは」から果ては句点・読点の打ち方まで、これでいーだろーと思って出したレポートが、真っ赤になって帰ってきたのを懐かしく思い出してしまった。なんで相当枚数ある卒業論文の最初と最後の用語の不統一が指摘できるのか、未だに不思議だ。

聞けばN村教授は、Donald Ervin Knuth米国スタンフォード大学名誉教授から小切手を受け取ったことがあるという…凄すぎる!

※クヌース先生の小切手の話は次を参照
※日本の先生方で、他にも沢山そういう方がいらっしゃるが、N村先生を含めて、誰一人として換金していないらしい。世界中を観てもだれも換金してないんじゃないだろうか?Computer Science界の一番の栄誉というのもうなずける。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「ドナルド・クヌース」の項
http://ja.wikipedia.org/wiki/ドナルド・クヌース

Technology Review (by MIT)
http://www.technologyreview.com/Infotech/11960/?a=f

いまあんなに厳しく指導してくれる先生は居ないのではないか?ていうか、自分がそう有るべきではないのか?と思いつつも、実行できてないのが恥ずかしい…

いまだに用語の不統一甚だしいBlogなんぞを書いているあたり、もう一度気合いを入れ直さなければと思うのであった。

2007年7月8日日曜日

水の科学

近頃、疑似科学(pseudo science)の話題が良く出てくるな〜と思っていたら、知り合いもはまっていた(--;
ほとんど洗脳状態らしく、大丈夫かなぁ…と心配になっていたりするのだが、率直に指摘しても「これは違うから、是非試してみて欲しい」というようなリアクションでちょっと困った(汗

「ルルドの水」の話だったら、まあそういう話もあるわね、程度ですむ。人々の崇敬を集めたり、宗教的な意味合いがあるような物については、それ以上話を突っ込むつもりはあまりない。宗教的意味合いにまで他宗教の者が土足で入り込むようなマネはしたくないからだ。(うっかりすると戦争だし)

でも、宗教や科学に名を借りた、その実、売らんかな的な商売はいかがなものか。
そういえば、こんな東京新聞のコラム記事が有りました。

東京新聞 コラム 筆洗
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2007061502024295.html

科学と疑似科学の違いは、非常にメタな議論になるので難しいことこの上ない。私も未だよく分からない部分は多いのであるが、直感的には「科学は疑うことを推奨し、疑似科学は信じることを強要する」っていう所かなぁ…

科学の信奉者たる学者は、まず学生の時代に「自分の信じていることを疑ってみることを教育される」と言っても良いかもしれない、と私は思っている。だから、多少頭がおかしくなる人もいるし、どんな学生でも真剣に考える人は頭がおかしくなる時期もあるような気がする。(この辺は経験的に考えていることだが)

学者の議論は時に陰険で重箱の隅をつつくような議論になることがあるが、それは厳密な論理に基づいて検証されるべきであるからそうなるんだろうなと思っている。(別の見解もあるかもしれない)

まあ無矛盾に近くなるように…ということでやっているのかもしれない。時々これがしんどくなるので、かなり凹むこともあるんだが。(ゲーデルの不完全性定理はともかく)

事ほど左様に、考えれば考えるほどよく分からないのだけれども、似非科学は科学の基本の「観察」に欠ける気がする。観察がなくて、考察のしようないだろうと思うのだが、実際、どれだけの人が、この水の分子がどのくらいクラスター化されているというのを実際に観ることができるんだろうか?もっともらしい言葉が定義もなく並べ立てられるのを読んで、どれだけの人が理解できるのだろうか、と思わざるを得ない。

科学それ自体の欺瞞というテーマもあるが、これはまた別途。(←防備録として残しておく)

2007年7月1日日曜日

iPhone発売!

iPhoneが北米限定で発売された。いーなー。
早く日本でも発売してほしい。

バッテリーについては、いろいろ言われているようですが、
日本版では、バッテリーはその場で交換できるようになってくれればいいなと思う。

2007年6月24日日曜日

迷惑メールで考えたこと

この前、知り合いからこんなメールが届いた。

----------------------- Original Message -----------------------
Subject: Fw:防犯メールです
----

(snip)

山口、関西方面から当たり屋グループが84台で押し寄せ、被害が続出しているとの狭山警察からの緊急連絡がありました。社用、自家用を問わずできるだけ多くの(車を持っている)人に知らせてくれとのことです(チェーンメールではありません!)。主に山口、大阪、なにわ、和泉、神戸、姫路、水戸ナンバー。女性ドライバーもいる。注意事項は、�示談せずに警察に連絡する。�警察が到着前に自分の個人情報を教えない。�該当車両が走行しているときは急停車されても大丈夫な距離を保って運転する。�相手はサイドブレーキを使って止まるのでストップランプは点灯しない。などです。

--------------------- Original Message Ends --------------------
一部文字化けは機種依存文字を使っていたためと思われる。

これはかなり有名なガゼネタで、かなり前から出回っているウソ情報に酷似している。一瞥してピンときたので、早速、その旨を指摘するメールを書いた。

すると、送ってきた人にその情報を回した人がなぜか過剰反応。どうも私の指摘が気に入らなかったらしい。迷惑メールだから元情報を送ってくれた人にそう伝えた方がいいですよ、という話をしただけなんだけど、その人は法を司る関係者が教えてくれた情報だから、ウソな訳がないという。

さて、司法関係者だから、だまされないとか、うそをつかないとか、まちがわないとか、そういう事ってあるんだろうか?

私はそんなこと無いと思う。なぜえん罪事件がこの世にはびこっているかを見れば、よく分かることだ。よって、その人の反論の仕方は無意味のように私には思われる。反例として出した私からの情報をよく吟味すれば分かることだ。高橋秀俊先生もおっしゃった。「人間は不注意である」と。

しかも、送られてきた情報は、機種依存文字をつかっている事が伺われる。元情報を流した人は、機種依存の文字に関する使用について、ネチケットをあまり知らないと思われる。(情報を転送した人も同じ)そうした点から、この人たちは、ネット上の問題について詳しくないだろうし普段からあまり意識していないのでは?という推測が生まれる。だったら、この文面が、迷惑メールのパタンによく似ていると思わなくても、不思議はない。

では、なぜ、その人は怒りのメールを書くに至ったんだろうか?

これは単純に、自分がよかれと思って出した情報が、その人にとってはあからさまに(私にとっては淡々と事実に基づいて)否定されたから、だと思われる。人間って、難しい。

もちろん、反論にはネタが必要だ。そこで裏を取るべく、#9110に電話してみた。すると出た担当者(警察官)は「あー何年か前に同じような例がありましたねぇ…A4の紙でしたか?大量に車のナンバーが書いてありましたか?」とのたまう。そう、元はこれ、FAXか何かだったのだ。その担当者は「おそらく迷惑メールでしょう。そうした情報は個別に警察がお知らせすると言うことは『決して』(『』は筆者)ありません」とのことだった。

ネット上にも、こういう話がある。

山口県警察のページ 当たりや情報に惑わされないで
http://www.police.pref.yamaguchi.jp/0430/atariya/atariya.htm

被害ないのに、当たり屋注意
http://www.sagisou.sakura.ne.jp/~sakuchin/chiharu/04/73.html

ググってみると山ほど出てくる。…ちょっと調べれば分かるのに。残念。

迷惑メールの何が迷惑かって、くだらない情報で貴重な帯域やら課金やらが浪費されることが凄く迷惑。定額制の料金体系で常時接続しているんならまだしも、携帯電話でパケット代はらわないと行けない状況で流されたら、やっぱり迷惑だなぁ。金はかからなくても、時間を浪費するから、常時接続しててもやっぱりウザイが。

つっこむと怒るっていうのは、二番目のURIにも書いてあるけど、やっぱりそれだけ同じような反応が多いって事だな。指摘するときは注意しよう。明日は我が身、とか、他山の石、とか妙にことわざの類が頭をぐるぐると周りだすのだった。

ここんところ、迷惑メールが知り合いから転送されることが多くなってきて、しかも連続して送られたので、ちょっとだけ不快だった。なので、注意喚起として、ここに記録しておく。

もう一件面白いのがあったんだけど、それはまた後日。

2007年6月17日日曜日

セミナーに出席する

土曜日は田町に出かけていってセミナーに出席した。例の「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」の勝間さんが講演なさるというので、早速申し込んで出かけていった。

ムギ(勝間和代)さんのページ
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2007/06/post_49cc.html

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール」という本の出版記念セミナーだったのだが、これがかなりの盛況ぶり。女性ばかりのセミナーかと思いきや、かなりの数の男性も出席されていた。セミナーは前半が本の内容にそって著者お二方のお話、休憩を挟んで後半は質疑応答の時間という進行だった。

ここのセミナーで、少々回りに迷惑かとは思ったが、一度試してみたかった、「パソコンでノートテイキング」を実行してみた。FreeMindという、MindMapを作成するフリーソフトを使ってどんどん書き込んでいくのだが、これが思ったより快調。入力速度にソフトが追いつかないので入力ミスが多発して聞き逃した意外は、かなりまとまったノートになったと自分では思っている。もしかしたらMindMapでなくてもアウトライン入力で良かったかも?これは今後の課題とする。表示される入力エリアが狭くて、なかなか入力途中の文字は見づらかった。MacのUSキーボードからの入力だったが、まだ親指シフトになれていないなぁと、ローマ字入力の速度が結構早かったので逆に思ったのだった。長年の慣れとは恐ろしいものだ…

肝心の講演だが、お二人の経験に基づいたかなり中身の濃い内容だった。私が聞いていて印象に残ったのは、(ムギさんのBlogのコメントにも書いたのだが)例えば嫌な上司とは「アサーティブ」につきあうのがいいよ〜という話。最近はだいぶめげなくなってきたが、昔はそりの合わない上司と顔を合わせるのも嫌〜というくらい感情に流されやすい質だったこともあって(もしかしたら今も?)、なるほどと納得してしまったのだった。かつては、そんな振る舞いをしたら「慇懃無礼」とかいわれて敬遠されるんじゃないか、とか思ったものだった。でも「嫌なやつがいて当たり前。しっかり仕事して最低限のコミュニケーションをとっていればいいんだ!」というのは、聞いていてなんとなく気持ちが軽くなった気がする。そのへんで痛い失敗をしているだけに、ここは私的には結構重要なポイントだと思った。

たしかに、社会人になる前に聞いておきたかったよなあ…と感心しきりだった。好き嫌いで仕事はをするのは、ホント、良くない。何より、自分がちゃんと評価されない。もっと早くに誰かがそういってくれてたらよかったげど、これからは私が誰かに知らせることができるから、それで良しとしよう。■

2007年6月13日水曜日

UC Berkeley の Online Material

この前「iTunes Uで留学気分」でも書いたが、いまiPodを使って Podcasting で提供されているUC Berkeley の Computer Science Division の講義を聴いている。

もちろん英語だし、早口で私にはわからない箇所(先生からのちょっとした注意事項とかが聞き取りにくい)が多い。しかし、知っている科目だと「あの話か〜」とわかるので、そんなに負担にならない。自分でアメリカの大学院へ留学しようと思ったら、わからないことを英語で学ばないといけないから、そういう手は使えないと思い当たる。でも、これで学べば、少しは足しになるか?

 私にとっては、UC Berkeley でどんな教材を使っているかはとても興味深いTopicだ。CSの基礎的なコースでHead First Java (邦訳:Head First Java 第2版―頭とからだで覚えるJavaの基本)を使っているのは面白いと思った。邦訳版はいろいろ言われているけれども(構成が日本人の好みではないかも?)、ここで使われているのは英語だし :-) オブジェクト指向プログラミングの入門的な読み物としては、十分面白いと思う。コースワークは別の本を使った方が良いとは思うけれども。

それにしても、アメリカの大学の自主的に学習したい人へのマテリアルの充実には目を見張る。これを見たら、日本の大学はまだ出し惜しみしてるよなぁ…と思ってしまう。私もまだ改善する余地は山ほどあるなぁ…。■

2007年6月11日月曜日

TOEFL100点超への長い道程…

今日はTOEFLの模試を受けてきた。某駅前留学で受験したのだが、マテリアルはLongmanのもの。先週金曜日にSpeaking以外は終わっていたので、今日はSpeakingのテストをする。

しばらく訓練していないと酷いもんだ。しどろもどろだわ、経済関係の話やら動物学やら、縁のない科目がきたらぜんぜんわからないし。ボキャ貧はたたるなぁ…

Reading 11/30
Listening 16/30
Speaking 15/30
Writing 20/30
---------------
Total 62/120

ちゃんと統計データとって算出したスコアじゃないけど、カナーリ凹んだ。テストにつきあった先生曰く、「個人的な感想だけど、本番の方がもっと難しいわよ〜」だそうだ。英語でそんなこといわんといて… (/_;)

また一からやり直しのつもりで、筆写音読にはげもうっと。

Listening:もうチョット聞けてると思ったんだけどなあ…しくしく。

2007年6月9日土曜日

親指シフトキーボード+Apple PBG4+MacOS X 10.4.9


写真はAppleのPBG4と富士通の親指シフトキーボードFMV-KB611(PS/2接続)を接続したところ。このキーボードとPS/2->USB変換コネクタを キーボード通販Shop U でノーブランドのものを購入した。

Windowsマシンであれば、富士通のJapanist2003という日本語のFEP(って最近はこういう言い方しないんだっけ?)があれば親指シフトのキーボードのドライバも入っているから良いのだが、Macinstoshだからそうもいかない。

SourceForge.orgあたりのものを引っ張ってこようかとも考えたが、PS/2接続だと問題ありとの話も聞いたので今回はトリニティーワークス有限会社のWinK特別仕様版を使うことにする。

なぜ特別仕様版なのか、ということについては上記のリンクを参照してもらえればわかるが、親指シフトキーボードでしかもPS/2 というニッチな市場故に…ということらしい。

富士通にはFMV-KB231というUSB接続の親指シフトキーボードもあったのだが、どうやら生産中止?らしい。自前で開発した優れたUIをディスコンにするのはやめてほしい。なんとか復活できませんか? >富士通さん

それはともかく、この組み合わせでやってみたところ、どうもATOKとの相性がわるい。キーアサインがどうも変更されてしまうようなので、やむなく「ことえり」を使うことにする。

しかし、10年のブランンクはかつての怒涛の入力速度を誇った私でも、素人同然の速度にかえてしまうものなのだ…思考の速度とは言わないまでも、しゃべる早さで入力できるようになるまで、Windows用のOASYS2002 についてる練習ソフトで入力方法を練習するかぁ…しくしく。

2007年6月5日火曜日

iPhone


AppleのiPhone、発売日は6月29日
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0706/04/news015.html


やっと出ますか。MacOS XのLeopardの発売を延期してまで開発資源を投入したんだから、6月中に出さないと厳しいよね…でも、今はiPodで儲けてるからかなり無茶でもなんとかできるのかも。

個人的にはPDA(Newton, Palm, etc) 好きで、一通りのPDAは使ってきたので、これもぜひ使いたい!購入したい!なので、日本にも早く導入してください~>Appleさん

Appleのデザインは良い。かっこいい。洗練されたデザインにはいつも惚れ惚れする。これもJobs氏のこだわりの賜物か?これを使ってなにか面白いソフト開発できたらいいなぁ。

2007年6月3日日曜日

iTunes Uで留学気分

iTunesに新しいカテゴリができた。"iTunes U"と題されたこのカテゴリは、主にアメリカの大学の講義をPodcastingするものである。

何が凄いって、いや〜、講義そのまんま?少しは編集してるの?まだ始めたばかりでどうなっているのかよく分かってないが、昔テレビで報道されたNewsなどを参考にしてみると、どうやらリアルタイムで録ったものをそのまま流しているらしい。(大学や講義にもよると思うが)

これは、普通のコースワークを無料でPodcastしちゃおうという大学も凄いけど、公開させる講師側も凄いなぁと…一部の科目のみを公開の対象しているのだろうが、アメリカの学部クラスの授業がタダで聞けるなんて凄すぎる。

私にしてみれば、TOEFL対策のネタが増えて嬉しいし、何より向こうの講義が(学部レベルだけど)学習できる!というのが、とても嬉しい。

早速UC Berkeley とか MIT とか、ダウンロードしています。
日本の大学で、このクオリティに対抗できる授業って、いったいいくつあるのやら…我が身を振り返るに、大学講師の端くれとしては、猛省しないと(;_;)

2007年5月31日木曜日

段取りして行動するということ

この春から大学でプレゼンテーションについて教えているのだが、今日は以前から企画していた、プレゼンテーションについての特別講義を行った。

いきなりプロの高度な技を披露しても、「どれだけすごいものか」ということが理解できず、あまりありがたみがない。であるので、特別講義を企画するにあたって、少しだけ考えたことがある。

学生にはこの前段として、グループ発表の課題を与えた。課題に取り組む段階では、それなりのフォローはするけれども、あまり細かいことはいわず、ヒント程度にして自由にやらせるように心がけた。その課題の発表の結果はほとんどが惨憺たるもの。あれもこれも穴だらけ。本人たちにそれを自覚させる…という状況を作り出すようにしてみた。

そうするとどうだろう。ゲスト講師の話が上手だったためもあるが、みな真剣に聞いている。(一部居眠りしたりしたのはいたようだが)内職しながら講義を聴く学生も多い中、真剣に聞いている割合がかなり多くなったというのは、狙い通りとなった。

段取りは、考えていたほどうまくはいかなかった。しかし、中には真剣にゲスト講師に質問する学生もおり、学生たちが真剣に考えるきっかけを作ることができて、ちょっと嬉しくなった。(時間オーバーというおまけもついたが…)

企画(や講義計画)を立てる上で大切なのは、やはり、学生たちに何を学んでほしいかがまずあって、どうすれば自律的に学習行動が取れるか…ということだと、改めて認識した。「段取り八分仕事二分」というのはよく本質を突いている言葉だ。

次の課題ではグループワークではなく、個人で発表させようと考えている。学生たちが今日の講義の内容を理解して、次の自分たちの課題にうまく反映してくれたらと思う。


2007年5月28日月曜日

◎◎Hacks

最近ビジネス書で「◎◎Hacks」と名前のついた書籍をよく見かけるようになったなぁと思う。

たとえば、東洋経済新報社から出ているIDEA HACKS!TIME HACKS!PLANNING HACKS!は今でも書店で平積み状態だし、技術評論社からもいくつか同様のビジネススキルに関するTips集が出ている。今挙げた三冊とも購入し、読破した。話の内容は、新人社員でも今からこつこつやれば、モノになりそうな技でまとめてあって、楽しく読めた。私的には知ってる話が多かったかなぁ…使いこなせているとは言えないけれども。

最近のこの手の話の肝はパソコンやインターネットの機能を上手に使うという事に尽きる。ちょっと前までTipsと言っていた話だ。

今時はこうしたTipsをHacksと言ったりするのだなぁと思ったりもする。HackerとかHackingといえばコンピュータを使った悪人や悪事の代名詞の用に言われていただけに、時の移り変わりを感じる現象ではある。とはいえ、本来の意味とは違った意味で使われている事に忸怩たる思いをしていた真性Hackerは多かっただろうと思う。やっと本来の意味で使われてはじめた事は、めでたい事ではある。

私の認識では、最初にHacksと堂々と名前をつけはじめて書籍シリーズを作ったのは、コンピュータ関連の専門書籍出版で有名なオライリー(リンク先は米国O'Reilly Media Inc.子会社のオライリージャパン)だと考えている。しかし、最初かどうかは私も具体的に証拠があるわけではないので、その点、異論があるかもしれない。

この流れで技術評論社他各社がHacksと銘打った本を次々と出版し、ビジネススキルにHackの意味範疇を拡大させて、しまいにゃ人生(Life)までHackの対象にしてしまった。

小技集でもTipsでも裏技集でも、使える技の集合を呼ぶのに何語を使ってもなんと呼んでも良い、とは思う。しかし、一方で「なんでもかんでもHacksと呼んでしまうのはどうよ?>俺」と一人斜に構えてしまう。

「具象を言語化する日本語、抽象を言語化する英語」とは私の今は亡き大学の恩師がよく言ったもので、こうした現象を見ると「確かにそうだなぁ」と思う。英語は概念が同じなら同じ名詞、同じ動詞を使うし、それが具体的な物事を中心に考える日本人にとっての解りづらさにつながっているという話だ。HacksやTipsも日本語より使われる頻度が上がっているんではないだろうか。この小さな違和感は、日本語を母語として使う日本人だからなんだろうか?

というわけで、日本語サイト限定でググってみた。

 Hacks --- 約2,030,000件
 Tips --- 約2,410,000件
 小技 --- 約1,520,000件
 裏技 --- 約2,550,000件

この結果だけなら、「裏技」という言葉も案外使われている。ファミコンや「伊東家の食卓」様様?
でも「人生の裏技」って、なんか「アレな感じの人」に思われそうで嫌(苦笑)
Tipsは市民権を得てる感じで、Hacksは成長株でしょうか?
私的には、TipsよりはHacksの方が手続きが煩雑そうな気がする。

日本語は具象物にそれぞれ名前をつけていくというのが伝統的な言語化の方法であるように私は考えているのだが、こういう外来語を多用することで、本来の日本語的な造語能力が削がれているのではないかと思うことしばしばである。それとも外来語が一つ増えただけで、日本語の柔軟さを誇るべき?

せめて日本語書籍のタイトルは、英語とは別に、もう少し雅な言葉で考えて欲しいなぁと思うのであった。
もっとも、日本のコンピュータ関係の専門用語は英語ばっかりで、日本語は定着しないのが多かったから、頑張らないといけないのは、計算機関係の学者グループも同じかもしれない。文武両道、文系も理系もできるというのが本来の学問を目指す人の姿だとは思うが、これはまた別の機会に。

2007年5月27日日曜日

古(いにしえ)の親指シフター、ここに…

もう一つ同じ本を読んで思ったことを書く。

勝間和代さんの「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」に親指シフトの話があった。思考の早さに近づけるキーボードであると絶賛されていた。

私も何を隠そう、かつては親指シフト使いであった。なんで引退したかというと、愛用していたOASYSがディスコンになってしまったからだ。それ以来、ローマ字入力に甘んじてきたが、いかんせん打鍵数が親指シフトより多い。多すぎる!

他にOASYSが良かった点として、紙のメタファーでどこに文字を置いても罫線を引いても文句言われないことをあげても良いだろう。外国生まれのWordとやらはページレイアウトといいつつ、行単位(あるいはパラグラフ単位)の編集優先で未だになれない。図や表を迂回して文章を流し込むという意味では、OASYSの方が贅沢だったなぁと思う。

今でもNiftyのフォーラムでの、あの怒濤のチャット攻勢(笑)は伝説(のはず)だし、もうそんなことを言い出す人もいないかと思っていたので、ちょっと嬉しかった。

ふと気になって、「親指シフト」でGoogle検索してみたら、結構皆さん地道に頑張っていらっしゃったんですね。私も頑張ってみようと思い、早速いくつかキーボードを申し込んだ。親指シフトはやっぱ単文節入力だよねぇと思いつつ、学生には連文節変換使え〜!と言う日々。とかいいながら、結局、ATOKで単文節変換してる自分がいる。

だって連文節変換って案外、効率悪い〜(爆)
(ATOK賢くなったけど、重くなった…)

Mac用に復活できるかどうか不安だが、まあいざとなったら勉強しながら自作するかと思っている。でも、それより、「はときいん」から練習しないと駄目か?

Photo-Readingと親指シフト-お薦めの本:無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法

勝間和代さんの「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」という書籍に載っていたフォトリーディングを試してみようと、早速申し込んでみた。金額的には結構痛い出費になったが…まあ、申し込んでしまったので、それ以上の収入を稼ぎ出すしかない。

いろんな所で速読法の話を聞くには聞いたが、やっぱりやってみないとなんとも言えない部分がある。で、この手の勉強法は本来なら無償開示が一番良いのだという気がしないではない。そんなに有益な手法なら、大学とか企業とかで教えれば良いのにといつも思う。

そうはいっても、開発した人の手間暇を考えると無償は難しい。申し込み時に「自分のためだけに使ってくださいね」というお約束の元で開示されるテクニック(そう、速読は技術。でなきゃ凡人はマスターでけまへん…なんか宗教じみてる所も多いような気がする)が、どれだけ私に身につくかは問題だが、初心者なので、あまりごちゃごちゃ言わずついて行ってみようと思う。結構はまってインストラクターになったりするかもしれないし(苦笑)

この手の「お勉強」に必要な技術は、勉強をしようと思うなら最初にマスターするべきだろう。アメリカあたりなら、入学時にリベラルアーツといしょに単位とらないといけないと思ったけど、日本はそういう講義はあまり無いらしい。だから教官の手間が増えるというか…

小学生とかで覚えたら、みんなもっと本を読むようになって、日本語も全体的にみて、いくらかましにと思うんだけど。