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2008年3月28日金曜日

PC-1/40 資料:「現代の素子を使用したパラメトロンの再現」

タイトルは、パラメトロン計算機PC-1完成50周年記念の会合の際に配布された資料(pdf形式)にリンクされています。国立情報学研究所 (NII) の橋爪宏達様のご好意でリンクさせていただきました。橋爪様、リンクの許可をいただき、どうもありがとうございました。

現代の素子を使用したパラメトロンの再現
http://research.nii.ac.jp/~has/parametron.pdf

資料の内容は、今回パラメトロン素子を再現させた際の回路図や、オリジナルのパラメトロン素子の図、および再現したパラメトロンで製作した高速桁上げ回路付き8bit 加算器 (Full Adder) とその簡単な解説です。実装した基盤基板の写真もあります。

パラメトロンの面白い所は動作の原理的な面白さもありますが「人の手で作れる大きさ」にもあるように思います。ハンダ付けは技術がいる仕事なので素人には難しいかもしれませんが、コイルを巻く(しかも共振に影響しないように右巻きだったり左巻きだったりする。パラメトロンのオリジナルの回路図参照)作業は子供の頃にやったことがあるとおっしゃっていた先生もいらっしゃったくらいです。その辺に日本でパラメトロンが一時期流行った理由の一つが隠れているのかもしれません。

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