レシートの処理、カナーリめんどうです。会計処理や家計簿をつける障壁の一番の原因はパソコンに入力する手間がかかるということじゃないか、それさえ少なくなれば家計簿をつけたい人は多いとさえ私は考えているのですが。
で、Windows用にはこんなサービスが試験的に行われています。毎回抽選になってあぶれる人が居るほどの人気らしいです。
家計簿応援くらぶ | kurasse
http://kurasse.jp/kakei/
申し込んで補欠で当選したので、早速使ってみました(正確には家人が)。大勢で使っていて、CDDBのようにレシートごとの店舗データを共有できるようになっている(キーはレシート記載の電話番号らしい)ためか、入力が非常に楽です。ほとんど修正しなくて良さそうです。
ただ、POSのメーカによって認識率に差があるようです。家での比較実験(w)によれば、TECなどのレジで発行されるレシートはよさそうなんですが、字が非常に小さいIBMのレジはどうも誤認識が多いみたいです。そもそも小さい字は目の悪い人には優しくないし、機械にもよくないです。(前のシステムの方が良かったです。なんとかしてください>某Wallmartに買収されたスーパー)
ただし、「家計簿応援くらぶ」は Windows 限定なので、Mac 使いには(VM 入れてない限り)ちょっと無理です。いいソフトとスキャナ、無いかな〜と思っていたところ、こんなのを Marlin Mann の "43 Folders" で見つけました。
NEAT Receipts for Mac | NeatReceipts
http://www.neatreceipts.com/products/neat-receipts-for-mac/
残念ながら英語版しかないようですが、もしかするとせっせと OCR エンジンを教育すれば日本語にも使えるかも…と淡い期待を抱いてしまいました。まあ英語だけでも結構使い道はありそうなので、欲しい物リストに載せておこうと思います。
日本語の OCR エンジンはパナソニック製のものが優秀だそうですが、Mac 用は Canon 製のものかリコー製のものに搭載されている「読取革命Lite」しか無いようです。この Mac 用の OCR エンジンを Mac 用のソフトを開発している会社が提供してもらえれば、いい物が作れるとおもうんだけどなぁ〜ライセンス料高そうだけど。
NEATReceipts が日本語版を開発してくれればいいのに〜とか思ってしまいました。まあ、でも私の考える究極の家計簿入力は、iPhoneのカメラで POS に使うバーコード(2次元コード含む)を処理して POS データに素人でもアクセスできるようにして、それを iTunes かなにかの Sync サービスで自動的に MacOS 上のデータと同期させる事だと私は考えているのですが、バーコードデータをどこから持ってくるかが大変かも…
個人でシステム開発やるとしたら、携帯電話のバーコードリーダでせっせとデータを蓄積するしかなさそう。あるいはデータをどこかで買ってこないといけません。DB も構築しなきゃいけない。考えてみれば、それって POS を素人向けに作るのとほぼ同じですね。そりゃ大変なわけです。そういう意味で「家計応援くらぶ」みたいなアプローチは現実解かなと思いました。
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