そういえば、著者の池谷氏は今朝の朝日新聞の全段広告(サントリー)にも出てらっしゃいました。昨日フォトリーディングで読んだばかりだったので、見つけてびっくり。
【目次】(セブンアンドワイのデータを成形)
第1章 脳の機能は「忘れて当然!」
忘れやすいのは脳の欠陥ではない
何とまあ!脳の細胞は一千億個
ほか
第2章 曖昧でいい加減な「脳の本質」
「記憶の本質」を動物から学ぶ
失敗が多いほど記憶は強化される
ほか
第3章 だれでも天才になれる「記憶法」
「経験記憶」と「知識記憶」の違い
「精緻化」すると記憶に残りやすい
ほか
第4章 記憶の仕組みと学習方法
記憶は海馬で製造、大脳皮質に保管
二ヵ月間に四回の復習がベスト
ほか
さて、この本の美味しい所は、なんといっても
「大人と子供の勉強の仕方の違いがよく分かる」
ことです。このエントリをお読みになっている方のなかで覚えがある方はいらっしゃるのではないでしょうか。中学校までは成績優秀だったのに、高校に入ってからガクッと成績が急降下したなんていう経験をお持ちの方には納得の内容だと思います。(あ、私のことだ… orz )
高校に入学すると、周りが同じようなレベルになって一歩抜け出すのが難しいということも有ると思いますが、なんか覚えが悪くなった原因が突き止められてスッキリしました。
小さなお子さんをお持ちの方にも、これからの子供の勉強法のヒントになると思いますので、一読をお薦めしたいと思います。話の行きがかり上、本文内で専門的な用語は使っていますが、非常にわかりやすい文章できっちり説明してくれていますので、脳の話は難しくてよーわからん…とお嘆きの方にもお薦めですよ!
そしてフォトリーディングの集中講座を受講された方にとっては、「あれ」や「これ」のテクニックはここから来てるのか〜という驚きを持って読めると思います。習ったテクニックの強化にも役立ちます。
#ていうか、役に立たせますよ!(w
当たり前といえば当たり前の話ですが、この本を読むと「お、私の脳もすてたもんじゃないな。頑張ってみるか〜」という気持ちになります。
私は、まずはこの本に書いて有るとおり、英語とフォトリーディングを3ヶ月間がんばってみようと思います。是非読んでみてください!
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