というわけで、ダウンロードした音声を今 iTunes のライブラリに登録し、ネットにあった週刊ダイヤモンドの2/9号の表紙をアートワークにして、iPod に転送する準備が整いました。iPod には後で転送するとして、まずは中身のチェックですね。
あちこちのまとめサイトでいろいろ読んでは居ましたが、やはり、この3トラック18分くらいの話を聞くに、次の三点が一番面白かったことのようですね。音声を編集するときにその点を検討されたのだな、と思いました。
- 勝間さんがマッキンゼーで学んだこと&採用裏話
- やるか、やらないかの違い
- 社会的責任投資(SRI)の話
フォトリーダーが本を沢山出していて、しかもAmazonの上位にいらっしゃるという話とか、勝間さんが「非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣」を読んでそれを実践するようになってから人生好転してきたという話など、なかなか聞き応えがありました。やっぱりセミナーは実際に出席するに限りますね。
なかでも、神田さんのSRIの話は深かったです。戦後の日本がどう立ち上がってきたか、その時に必要とされたのは何か、から始まって、昨今の事件や質問された内容と絡めて、これからの時代に何が重要かについて、神田さんなりの意見を述べられていました。たっぷり語ってらっしゃるため、MP3ファイルも一番大きかったです(笑)
神田さんの話はかなり日本社会の戦後の歴史的経緯を単純化して話しておられたので、すぐには同意しかねる部分も有りましたが(「破壊」の話とか)、なるほどと思いました。
社会的責任って、急に出てきたキーワードの様に言われることもありますが、実は当たり前のことですよね。昔からあった言葉だと思います。でも、なぜそれが新鮮に感じるかというと、日本の高度成長期以降、みんながそれなりに豊かになっていく過程で、徐々に失われていったモノの一つであるようにも感じるせいなのかな、と思いました。
昔も今も無責任な人は相変わらず存在するようですが、個人であってもマスへの影響力を、ある程度「情報発信」という形で、行使できるようになった現在、一人一人が無責任であってはいけないという事は理解できます。
ただ、責任問題となったときに、個人に無限の責任は負えるわけがないのに、「自己責任」とばっさり切ってしまう風潮もどうかと思います。そこには「おたがいさま」という、人への思いやりがない。これからの「社会的責任」というのは、極端に不寛容(intolerance)な方向ではなく、もっと「寛容(tolerance)」さを必要とするものであって欲しいと思います。
ちょっと脱線しましたが、音声ライブを聴いた感想を書いてみました。
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