いや、Apple に限った話ではないのですが (w
かつて某外資系ベンチャーに勤めていた頃の話です。日本法人はどちらかというと開発ではなく販売チャネルとして存在していたので、直属の上司(上司っていってもマネージャクラスの人のすぐ上がVPだったりします)は、たいてい営業系でした。なので、上司がアメリカからやってくると、代理店やトップレベルの人たちと会談するために、お供で(雑用係兼通訳。通訳の仕事はあまりしませんでしたが)あちこちに出かけていくのが常でした。
普段は日本人だけの職場も、VP や CEO がくると、急に雰囲気が変わります。日本には重要な潜在顧客(ほとんど大手の電機メーカ相手)が多いらしく、しょっちゅう来ることは来るのですが、一番大変なのは四半期のラスト一ヶ月くらいになって当期の revenue が meet していないとき。何が何でも meet しないと、株主からの突き上げが厳しいので売り上げを確保しようと必死です。(ていうか、IPOするだけの実績も上げないといけないし…ベンチャーの宿命というか…)
アメリカでは、四半期毎の中間報告が悪ければ、株主はマジで怒り出します。成績が悪ければ、お雇い CEO はあっという間に解任されてしまう、こわーい存在なのです。だから、なんとしてでも数字をたたき出そうと、必死になるのです。
そんな感じで代理店も巻き込んで、毎年2月5月8月11月の月末は毎回大騒ぎだったと Apple のプレスリリースなどを見て思うのでした。
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