iKnow!で久しぶりに英語の練習をしたので、英語つながりの話題です。英語は勉強するものではなく、トレーニングするものだ、という話です。
私は、学校の教科としての英語は好きだったものの、しゃべる方はからきし駄目でした。海外旅行に行くようになってから「これじゃ駄目だ!」と思って某つぶれた英会話学校に通い始め、勢いでドイツ語とフランス語もはじめ、やがて外資系に勤めるようになって…という感じで、だんだんと英語力をアップしてきたのですが、ずいぶんと回り道をしてきたように思います。
なかなか TOEIC 600点の壁を超えられなかったのですが「英語は勉強するものじゃなくて、トレーニングするものだ!」という言葉を本で読んで目覚めました。これは、英語トレーニング指導で有名な千田潤一先生の言葉ですが、同時通訳者として著名な國広正雄先生も「只管朗読」「只管筆写」という言葉で、意味の分かっている英語をとにかく読め!書け!と手と口を使って練習することを勧めています。
ここで言う「英語トレーニング」は、意味の分かった英文をひたすら音読し書き写す、というところがミソです。英文解釈みたいな事はしないで、教科書だったら、教科書ガイドの訳文を読んで理解したら英文をひたすら音読するというやり方です。自分で訳さなくても良い分、かなり英会話の練習の敷居が低くなったように感じた事を覚えています。昔は教科書ガイドを使うなんて…と言われたものですが、英語に限って言えば、さっさと訳文を見て、それからひたすら音読と書き写し(しかも素早く!)するのが良いようです。
具体的な方法ですが、英語のトレーニングについて何冊か書籍が出ています。興味のある方はそれを参考にすると良いでしょう。
英語が使える日本人TOEICテストスコア別英語学習法―自己レベルに合ったトレーニング法 (アスカカルチャー)
…TOEICスコア別に、何が壁になっているのか、何を中心にトレーニングすればよいのかが解説してあります。
英会話・ぜったい・音読 【標準編】—頭の中に英語回路を作る本
…例文は教科書から持ってきたものを中心に、ネイティブが吹き込んだ音声のCDがついています。入門編、挑戦編もありますのでレベルに応じて選ぶとよいでしょう。
English Trainer|英語トレーニングのICC
http://www.icconsul.com/et/index.html
…最近はこれでトレーニングしています。少々さぼり気味ですが…3ヶ月ごとに送られてくるテキストに載っている英文はすべてオリジナルで、巻末のTOEICの模擬テストも手応え十分だと思います。これを使用した英語講座もICCで開かれているそうです。落ち着いたら(暫くご無沙汰しているうちに、いつの間にか出来ていた)土曜日の860点プラスコースに通いたいなーと思っているのですが、とりあえずはiKnow!とEnglish TrainerとNHKのラジオ講座で特訓ですね。
今年の英語に関する野望は900点を超えることだったりするので、もっと頑張らないとなーと思っています。TOEIC が 900点を超えたり、TOEFL iBT が 100点を超えると、国内の大学院の試験で英語が免除になるケースがあるので、それを目標にしているというわけです。現段階ではTOEFL は経済などの学術用語になれてないので激難しいです…TOEIC はリーディングセクションの処理スピードが遅くてどうにもなりません。それをなんとかするためにも、ちゃんとトレーニングしないといけませんね。
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