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2008年3月14日金曜日

コミュニティ・ラーニングで思う事

勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド」でも言及のあった「コミュニティ・ラーニング」ですが、思い当たる事がたくさんあります。ただ、今時は男性も先輩や上司と飲み会に行かない傾向にあるらしいので、そうした機会損失は女性だけとも言いがたくなってきました。そのうち男性にも「ウェンディ」が出てくるとか…?(あ、そういうのは「だめんず」っていうんでしたっけ…)

あれだけ先輩や同期の人間の飲み会にくっついて行った私が「なるほど〜(苦笑)」思うくらいなので、世間一般には女性の「学び」となる機会はかなり積極的にならないと難しい気がします。なので、今まで会社の外で行われてきた「暗黙の」ラーニングよりは、自分から会社に働きかけて就業時間内+αの時間帯で行われる方が、今時のコミュニティ・ラーニングとしてはいいかもしれません。

気になった事と言えば、新インディでは推奨されませんが、タバコをすう人とすわない人とで差が出てくる場合もあります。それがタバコ部屋!分煙が厳しくなった昨今は、喫煙者の何気ない会話はタバコ部屋(喫煙ルーム)もしくは、喫煙コーナーで行われるのです。タバコをすわない人は、席もたたず無駄話もせず…という場合がIT業界ではよく見られる風景ですが、これが新たなコミュニケーション障壁になる可能性があるのでは〜と思った事があります。結構タバコをすう人は今でも多いようですから、この業界は…(おしゃれなデザイナー系はわかりませんが)

大学では、研究室がコミュニティ・ラーニングの場でしょうね。工学部では研究室配属は「フツー」ですが、文科系では研究室に所属しない場合もあるとか。そういう場合、コミュニティ・ラーニングの機会があるかどうかはわかりませんが、それはさておいても、最近はだんだん事情が変わっているような気がします。

最近はWebで授業内容を確認したり、課題のPDFを配布したり、iPodに講義の録音などをダウンロードして持ち歩くことも出来るようです。入学がかなうべくも無いスタンフォード大学の講義なんかはこうした素材でありがたく勉強させていただくのですが、しかし、実際に通っている大学の講義でやると、コミュニティ・ラーニングを低減するような方向で働くのではないかと実は心配だったりします。

社会人向けの大学院では、e-learningを組織的に採用することもあるようですが、対面式の従来型の講義に加えて補佐的に運用するのがいいと思うのです。みんなが集まって討論しないと刺激が少ないように思うのですが、実際にはどうなんでしょうか。その辺を評価した論文って情報系の学会であるかな?ちょっと興味があります。

私が経験した範囲では、ビデオ会議みたいなシステムで授業を受けるのは、刺激としては今ひとつ。放送大学はシステムとしては画期的なのですが、継続して勉強しずらいと感じている理由はその辺にあるのかなあなどと思ったりするのでした。科目履修では受けられないサービスもありますから、本科生になるとかなり違うんでしょうね。

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