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2008年3月11日火曜日

iPhone SDK インストールしてみました

iPhone SDK のベータ版の配布が始まっています。早速ダウンロードしてインストールしてみました。

今回の配布は無料ですが、正式版は有料になるようです。Standerd Program で年99ドル、Enterprise Program は 年299ドルだそうです。正式版の配布は6月の末までに…ということですから、WWDC 前後には配布になるのでしょう。

アップル、iPhone 2.0ソフトウェアのベータ版を発表 --- SDK と内蔵 Microsoft Exchange ActiveSync を含む--- | Apple Inc.(米国報道発表資料抄訳)
http://www.apple.com/jp/news/2008/mar/07iphone.html

dmg形式のファイルサイズは2.13GBほどで Xcode 3.1 込みでの配布です。
β版とXcode 3.0 を混在させないために、インストールフォルダが選択できます。上書きされたくない人は、よーく文書を読んでからインストールしましょう。

開発したソフトウェアは「すべて」 Apple Store から配布されるようになるようです。開発者が製品を無料で提供する場合は開発者側が Apple Store の利用費用を負担することはなく、ユーザがダウンロードして使うのも無料ですが、有料の場合は7割が提供側の取り分で、3割はアップルが持って行く金額になるようです。(アップルが3割持って行くとは明確にプレスリリースには書いてないけど、そういうことなんだろうと読み取れます)

何かしら有料で配布したい場合は、その点を考慮に入れて値段を決める必要があるようです。しかし、手数料3割は高いんでは…Vector とかシェアレジとか、その辺はいくらぐらいなんでしょうね。

Xcode 3.1 は iPhone SDK というだけでなく、UNIX 開発用のコマンドラインツールもサポートになっています。いろいろ変わっている所があるので、"About Xcode Developer Tools" は要チェックです。

また、以前「WebObjectのツールがなくなった〜!」と騒いだことがありましたが、やっと理由がわかりました。以前書いた記事はこちら。

WebObject のアップデータがなんか変…?
http://sio-gadget-blog.blogspot.com/2008/02/webobject.html

Xcode 2.4 であった Cocoa Java Bridge はもう使わなくなったので、関連のツール;

EOModeler
EOModeler Plugin
WebObjects Builder
WebServices Assistant
RuleEditor
WOALauncher

は削除されてしまった、という事らしいです。Xcode 3.1 からは Cocoa Java bridge は no longer supported (もはやサポートしない)と明記されています。今後 Java bridge ベースの新規開発には使わないでくださいとも書いてあります。

しかし「なんだよ〜そんなのどこに書いてあったんだYo!」って感じです。(readme 嫁!ですか?ええ、その通りです… orz )

あと、Dashcode が Widget 開発だけでなく、Web Application の開発にも使えるようになったと一行ぴらっとさりげなく書いてありました。いつの間にそんなことが(w

まあ、いろいろと変更点がありそうなので、ぼちぼち試して行きたいなと。そう思う訳です。

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